#肝高倶楽部ひらかた肝高倶楽部
『火怨の蝦夷 #阿弖流為』
冨田倶楽部のお二人が演技指導と殺陣指導をされたと聞き及び観劇。
主宰の肝高倶楽部を含め5団体のDanceや表現チームが集結、
総勢45人のキャストが大舞台で泣き笑い叫び踊る。
この公演に賭けて青春を謳歌していると感じるよい舞台だった。
第15回公演というメモリアルな公演。
公演に関わった45人のキャストと親御さん達の大きな大きな渦。
一方、当日公演の客席、
僕の隣の席にキャストの友達が大挙して座っていた。
大勢で大声で喋り遊びを謳歌しているように見えた。
スマホをイジり開演時間ギリギリまで喋り倒していた。
しかし公演が始まると静かになった。
僕も舞台上の青春に釘付けになった。
キャストの年齢層は様々。
小4〜高3まで。
そしてその層それぞれにそこにしかないキラキラが存在している。
僕はその瞬間、
何故か隣の席に目を向けた。
ハッとした。
彼は舞台を観ながら泣きそうな顔をしていた。
色々な感情が僕に流れ込む。
ここからは僕の想像だが僕の隣の彼が舞台に向けた色は羨望だ。
彼は若しかしたら純度の高い蒼さに胸を掻きむしらんばかりに啼いたのかもしれない。
舞台上の彼女彼氏たちとは違う人生を歩んだコトを少し後悔したのかもしれない。
自分にはない、
自分では歩めなかった、
自分には繋がれなかった縁に絶望したのかもしれない。
それを思い描いただけで僕はこの舞台を二度三度楽しめている。
そう、
この舞台に僕は関わってはいないがこの舞台の周りの人から気持ちと栄養を摂取できた。
素晴らしい座組は新しい煌めきを連れてくる。



