#大阪演劇祭2026
#匿名劇壇
『ラッシュアワード』
作:演出 福谷圭祐
圧倒的な台詞量。
福谷さんも言っていた本公演90分芝居と今公演45分芝居の台本量が同じというミチミチ感。
蜘蛛の糸をベースにした匿名劇壇お得意のハイブリッド・ディベート合戦。
出てくるキャラクターそれぞれの事情をそれぞれの持ち味とそれぞれの武器を駆使して併さる美しき幾何学模様。
1人1人の主張が納得し、結果論として何処に辿り着くのが正解なのかを観客すら巻き込んでゆく恐ろしき言葉の地獄。学生劇壇の頃から芯はブレてないが間口は広くなりオーディエンスすら結界内に引きずり込む手管は間違いなく積み重ねた年月と研鑽の証拠。
しかも劇壇員はもれなく全員が上手い。学生劇壇で観た時からタレントは揃っているとブログには書いたがその思いは今も変わらずなのが本当に凄い。終わった後、立ち上りたい衝動。
素晴らしい上昇気流だった。
#teamkulkri
「ホライズン・マーチ」
作:演出 金哲義
劇団Mayでも観たあの作品だ。
しかし単純に時間が短くなったからか物語の伝わり方は更にソリッドに切れ味が増していたように思う。
こちらはチーム戦なれど全員がきちんと作品に寄り添っているのが強味。金さんのROOTSを遡りつつ戦時中の朝鮮人の葛藤をそれは色鮮やかに舞台を彩ってくれた。Mayでも観たあの群像劇の描き方、また鉄拳女子の躍動感と日本人女性の小悪魔的な母性の対比も見事で、最後まで緊張感が途切れず突っ切れた。久し振りの金さん節にゾクゾクしながら先日に会った記憶もありめちゃくちゃ嬉しい作品を存分に楽しんだ。2作品ともとんでもないハイレベルの小劇場演劇。他のお客さま方にどう伝わるのか楽しみで仕方なくサーチ!
#HEPホール
