『#高畑勲展―日本のアニメーションを作った男。』 | 日々幸進(ひびこうしん)

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『#高畑勲展―日本のアニメーションを作った男。』

大阪から東京に来た理由のひとつ。
ビル全体にポップアップやフォトスポット、コラボカフェを展開し、高畑勲色に染め上げた力業の企画力に喝采!
これはある意味、展覧会の攻めまくった完成系のひとつではないかと思えた。
スタッフの皆さまお疲れ様でございました。
そして胸を高鳴らせながらようやく会場に着く。その時点でスタッフさん方の波状攻撃にやられた感はある(笑)

さて、
高畑さんが関わられた作品の企画書を幾つか駆け足で目にして思った事がある。
『こりゃとんでもなく時間がかかる作業』
赤毛のアンを例にするとアン•シャーリーが何歳の時には何をしていて、何かは既に経験していて、などという生涯ベースのフローチャートをこと細かにグラフのようにして可視化して分かり易いように会議にかけ他スタッフさんとも連携をとり作品を強固な城にしていた。それがどんなに根気のいる積み重ねかは考えるだに恐ろしい時間を要する作業だ。しかし高畑さんは黙々とこなし作品の隙間を失くしてゆくトップランナーだという事が実に鮮やかに理解できる展覧会だったのである。
『太陽の王子ホルスの大冒険』の頃から一貫して変わらず積み重ねて来られた高畑勲さんだからこそ、これだけの膨大なアーカイブを見せられて日本のアニメーションを作った男と唱えても異論ある筈もなく、なのである。

素晴らしくお腹いっぱい、胸いっぱいになる展覧会だった。
巡回で大阪に来る可能性もなきにしもあらずだが観て見て損はない展覧会だった。
まる。