演劇強制収容所旦煙草吸公演
『蛇の女の傘〜月〜』🌙
作・演出 葉兜ハルカ
stage.corich.jp/stage/374546
次世代のアングラ。
僕ら世代だと唐組、維新派、月蝕歌劇団、毛皮族、虚飾集団廻天百眼、舞台芸術創造機関SAI と、様々な演劇革命を起こしてきた。
さて今作だ。
うら若き乙女たちが中心となりアンダーグラウンドを疾走する演劇舞台。
僕は今回、お世話になった倉田操さんからのお誘いで足を伸ばす事が出来た。ありがたや。
『結構攻めた劇団なのでもし都合が合えば観に来て頂けると嬉しいです。
歌あり踊りありアニメのような世界観のアングラエンタメって感じです。』
とのご紹介で僕も久々のアングラに身が引き締まりながら伺う。
なるほどな120分。
絢爛でもなく質素でもなくただ強烈なインパクトを残すパフォーマンスが随所に披露される。何より舞台中心に鎮座するイントレ舞台頭上からロープで下ろされた箱体の枠組みは異様な何かを予想させる。結果それを駆使するパフォーマンスはアングラの翼を広げるものでここに記すものではなく、舞台を観た人にだけもたらされる美しき絵画であった。とだけ書いておく。
物語自身にはそこまでの切迫性や血の贖いや恩讐までは感じられない。
ただ衣装や世界観を含めある種アニメのような世界線を感じた。
それは濁っているように感じたが、実は透き通った水のような演劇。
観終わった後の爽快感。
またガラシャ役の大下真緒里さんの存在感は素晴らしく、演出がバチバチに決まっていた。『XXXHOLiC』(ホリック)の侑子さんを下敷きにしたのか妖艶さがいい。
三姉妹も物語の食い込み方が良かったな。作品のビジュアルも爆上げされてましたし、田口さんも厭らしく生きているので感心したし、成瀬さんがめちゃくちゃ躍っているのに感動した(笑)最初別人かと思ったです!すみません💦
倉田さんはまさかの『石田』役(笑)
やはり演技素晴らしいな倉田さんは!
まだ3公演が残っているよう。
皆さまお怪我なく駆け抜けられますように。



