




脚本:末満健一/演出:前田アキヒロ
初演、再演、学生版を僕は観ている。
末満さんの世界観は唯一無二。
演出の前田さんがどう料理されるのか楽しみに伺う。
三浦求さんが蝙蝠、山崎くんが夜空、相川さんが有毒少年‼️その馬力がとても素晴らしく一気に心を鷲掴みにされる。それまでも作品に感じていたティム・バートンの香りは見事に馴染み、なんなら不思議の國の◯◯◯のような世界線も心地よい。
脚本が秀逸なのは間違いないがキャスト、衣装、舞台セット、管弦楽生演奏と大きな画を描いて公演を実現させた劇団力が凄い。
キャストは作品だけに集中できる環境を創り出せる事が何とも尊い。
有毒少年と蝙蝠の絆が幾つものエモさを感じて感動が増幅された。
有毒少年役の相川さんの長所が十二分に発揮される脚本だし、何ならそれ以上の提示をされたと思う。
三浦さんについては当て書きくらい役に寄り添い三浦ファンの僕からしたらご褒美公演。
僕の好きな三浦さんが居た。
ありがたや、ありがたや。
大千穐楽でした。
スタッフ、キャストの皆さま本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!