RUSH BALL05 その2 | 日々幸進(ひびこうしん)

日々幸進(ひびこうしん)

日々、自分が楽しくて生きている事を簡潔に記しておきたいと思います♪
演劇、音楽、TVドラマ、映画、バラエティ、漫画、アニメ、特撮、他を色々自分の視点で面白しろ可笑しくね♪

●ROSSO
チバのボーカルが一瞬のうちに世界を真っ赤に染め上げる。演出照明の赤ではない。切迫したような鬼気迫る『朱』だ。チバの声にはそれだけの力がある。そしてそのチバにうまく絡むベースにギター,ドラム!それぞれが自分の役割以上の狂気を、存分にステージにぶちまける様は、さながらサバトのようだ。バンプ目当ての純なティーンも度肝を抜かれている。そう。これがロックだ。これが音楽の持つ破壊衝動なのだ。触れれば切れて、触ると怪我をする。そんな熱さを曲順を進める度にボルテージを上げていくのは流石!!!そして聞けるとは思わなかった『シャロン』をやってくれたのには本当に涙が出る思いだ。第1期ROSSOの最高傑作を、この第2期ROSSOが演奏するのだ!果たして音は・・・?太い!重い!チバが歌うオープニングで鳥肌もの!『サンタクロースが死んだ朝に♪』思わず自分の口から漏れる歌詞には既に意味はない。あるのはその空気に触れた事によって生ずる破壊衝動だけだった。

壊せ!壊せ!自分を壊せ!

チバは常にヒリヒリとしたハスキーな声で僕らをあおる。
ありがとう。ROSSO!

●KEN YOKOYAMA
ANIKIと呼ばれる普通の兄ちゃんがステージに現れるや会場は揺れた。タトゥーだらけの太っちょヤンキーを従えたバンドは音が太い。
『なんつって!』『ペッ!』と、曲の合間のMCも客をあおるだけでなく自分も楽しいのだという感情を全く隠そうとしない。ステージに立って言う事忘れちまったよ!と、正直に告白するも客席から『アホー!』と、言われると『うるせェな!ほんじゃお前ここに来てやってみろよゥ!・・・・・なんつって♪』と、のたまう余裕も気持ちいい。なかなかに熱く、いい男だった。

●勝手にしやがれ
前へ前へとステージに向かっていると、いつの間にやら左スピーカーのド真ん前!超重低音が体ではなく肌を震わせる。すざまじい衝撃だ。特にウッドベースが弾かれる度に揺れる体は自分のものではないくらいだ。しかし、それは体をその場に委ねた時だけだ。
黒のタイトなスーツに身を包んだ7人が音を弾き出すと途端に体はビートを刻む。メンバーがトロンボーンを天空に突き上げ客をあおる。おおおおおおおお!!!!!スカのビートに揺れたオーディエンスは次々とモッシュを始める。スカは音に隙間があると[ちんどん屋]に簡単に変貌する。だが、音が密集するとすざまじいカタルシスを生む。それが魅力である。僕は同じステージを踏むのだからてっきり『ロミオ』(シングルで3曲目にゲストボーカルとしてチバがこの歌を歌うバージョンが入っているのだ!)をチバが出て来て歌ってくれるかも知れないと胸をときめかせていたが,その願いがかなう事はなかった。しかし、黒づくめの7人はこれでもかと客をあおる。
弾けたよ。ありがとう。

●ACIDMAN
確かタワーレコードが大プッシュしていたバンドで今回出演二度目だという彼ら。ラジオで流れる楽曲がなかなかに『POP』ではなく『ROCK』だと思い知らされた。こういう人達がいるから音楽はいいのだ。あっという間だと時間を感じさせられた。曲名の知らない曲はまさに『流れ星』のように気持ちよかった。

●the band aparte
ポップなのにソリッド。相反する二面性をバランスよく操っている。そんな感じにさせるバンドだ。しかし、その微妙な力加減が難しい。
だが、少し雨が降り出した会場を静かに燃えさせる。

●TOKYO NO.1 SOUL SET
しばらく一線を退いていたらしいが、今回が劇的な復活!というあおり文句のあるバンドだが,なかなかにどうして、貫禄を感じさせる舞台だった。

●POTSHOT
スカのバンドが続く。今年解散を決めているとあって、客は必要以上に熱い。ボーカルが低空飛行から高速飛行に移る時の快感は、なかなかに良かった!だが、所々で、隙間が見えたのは残念。解散という2文字が僕には少し重かった。でも演奏力も曲もいい。もう少し突っ走ってもいいのに・・・・・・でも後半は凄かった。畳み掛ける曲速はなかなかのもの。もったいない。

●EGO-WRAPPIN'
初!EGO-WRAPPIN'!
楽しみにしていましたよ!今まで聞いた数々のライブソースは全てラジオでのオンエアの物のみ!いつもいつもその圧巻のジャジーな演奏に惹かれていたので、本当に楽しみだった。そして、始まった瞬間にビッグバンドはいつもの、あのモノクロでアナログでイカシタ世界へと誘う。ゆったりと歌う『黒アリのマーチングバンド』から一転『パラノイア』へ変ずるテンポは圧巻!ボルテージは一気に頂点へ!柔らかな声なのに突き刺さる声には確かに『神』が宿っている。ただ・・・・若干ボーカル音が弱い事に少し不満があった。演奏力の高いバンドなだけにボーカルがその演奏で消されるとバランスが悪いのだ。勿体無いことこの上ない。
しかし、最後まで飽きさせないステージは本当に良かったです。

●BUNP OF CHICKEN
メンバーがステージに現れた瞬間に観客のボルテージは最高潮。そしてそんな僕らをなだめるかのように歌い始める『プラネタリウム』ヤバイ!余裕のあるステージに僕らはあっという間にその世界へ浸らせた。フジの詩にはとてつもないノスタルジィとロマンチックが溢れ返っている。そして胸を締め付ける。それだけではない。声だ。彼の声にはまぎれもなく辺りを癒す不思議な力を持っているのだ。枯れた少年期特有の毒を持ったハスキーさは聞く人間を哀愁の故郷へと誘う。この曲にしても自分の陳腐さに笑いながらも、付き合っている彼女へ向けた視線は限りなく優しく胸が締め付けられるのだ。甘い。そんな安易な言葉では括れてしまえない不思議な力。そして夢のような気分に浸る僕らに届く『天体観測』のメロディ。アップダウンの激しさはバンドの力の証。続いて『ダイアモンド』『embrace』そして最後の曲です、と言って演奏された『fire sign』しみじみと噛み締めていた矢先。[スタッフの皆さん、他のバンドの皆さんすみません!後で幾らでも怒られるんで、もう一曲やらせて下さい!]そう言って始まった曲は何と『ガラスのブルース』センチメンタルに彩られた愛すべき楽曲だ!!何と贅沢で素敵な時間なのだろうか!僕はやはり彼らが好きなのだという認識を改めて強く刻み込んだ。
ありがとう。バンプ!

●東京スカパラダイスオーケストラ
機材トラブルの為20分の中止になるも、それが跳び箱の踏み切り板の如くステージは燃えた!なじみのあるナンバーからキラーチューン!思わず体・・・・腰が揺れるのは仕方がない。人間として当然の責務であり,義務である。会場全体がスカのビートで揺れている。TVなどでは決して味わえない至福の時間。そして驚くなかれ何とあのトリビュート盤で演奏された『ルパン3世』のイントロが流れるや会場は発狂!ありがたやありがたや!これぞ21世紀の『ええじゃないか!』と見まごう情景である。大満足!!それ以外の言葉が見当たらない。本当にありがとうございました!スカパラ様~♪

●Dragon Ash
トリをつとめたのがこのDragon Ashだ。会場が静かに残りの炎を全部出し尽くそうとしようともがく。中間の『ファンタジスタ』(だったッケ?)は圧巻!会場が一つに盛り上がり最高潮!



・・・・・・と、以上でした。とにかくこの祭りはとても気持ちの良い祭りでした。夢のような時間。その言葉がしっくり来る素敵な時間でした。ゆっくりと音楽と自分に向き合える。それがとても嬉しく有意義でした。
又、来年も行けたらいいなァ。という訳で終わりです。

SEE YOU♪



2005年09月01日19:57