今年も本当に色々な出会いがあり、
またとんでもない才能を目の当たりに出来た一年でありました。
もし、
もしこれを生業にするのであれば、
まったく見識が薄いと言われるのはごもっともな話し。
なのでこれは僕の時間とタイミングが許す限りの、
まったくミニマムな世界での個人的、しかも直感的なベスト10である事を書き連ねておく。
なので10位以下にはナンバリングはしない事にした。
どれも微妙で番号が全てを決定するとは言い難いと考えるからだ。
勿論、これに入ってないからといって悲観する事は微塵もない。
面白ければそれは確実な評価に繋がるからだ。
だがそれには多大な時間が必要だ。
ショートカットはない。
その流した汗と、考え抜き手を尽くしたアイデアに報われるべきだ。
そこは強く思い感じる事柄だ。
さて順不同で書き連ねよう。
2014年に石田1967が観たお芝居は全部で250本になるかと思われ。
その中でベスト10を除いた作品がおよそ27本ほど残り、
どうにも甲乙つけがたく、
無作為に27本を並べてみました。
まずは10位以下であります。
ではではー。
石田1967 観劇☆感激2014総観劇 ベスト10![]()
10位以下(27本順不同)
◆DULL-COLORED POP 第13回公演『アクアリウム』観劇。
初めて目にした東京の劇団さん。
くれないさん繋がりで公演に少し関わらせて頂きましたが、
その関わった事が「誇り」になるような公演だった。
静と動。
二つに割れた振り子のフルスイング。
緩急の意味で強く振られる。
長いツアーに裏打ちされている。
ベンジーな色

◆カムヰヤッセン 第十回公演「新説・とりかへばや物語」観劇。
落語芝居。
どうらく息子 という漫画が好きと北川さんに伝えると『僕も』と言われ、にやりとなる。
素敵大流血サービス(笑)
物語の基点が面白い。
新説
とあるが、
新説とは思え難いほどの完成度を誇る。
また出る役者のキャスティングが絶妙に上手い。
後、
過去と現在のユニゾンが二箇所あるが、
ここの掛け合いも見事で素敵。
時間は違えど、
言葉の意味すら男女の垣根を越える素晴らしいシーンだ!
心地よい。
笠井里美(アマヤドリ) さんの、キップのよさは秀逸だし、
男の師匠の役の方も良かった!!
放出型の演技を見せて頂いた。
ありがたや。
◆~BLACK★TIGHTSpecialnights vol.6~ 『桜×心中』 観劇。
3時間という長丁場。
しかし、
それを忘れるくらいの熱量を魅せる。
チラシにも書かれている言葉。
オリジナルShowナンバー
絢爛衣装
プロジェクションマッピング
それに様々な人気俳優たちの競演!!
力任せなものを感じつつ、
またそれに値する力を感じる作品だ。
物語は、少年ジャンプ的な王道の作品を観せてくれる。
◆ゲキバカ「男の60分」
今更・・・・とか言いますが、
こんな芝居に出会えて本当に幸せだ!
ガキの、
男の子の、懐かしいノスタルジィが満載で、
観た後に頬を伝うものは、
絶対に、誇りだ!と思えてしまう傑作だった。
何よりも舞台上で弾ける男達が眩しすぎるのだ。
当たり前のことを、当たり前といえる大切さ。
それがこの作品の中には凝縮されている。
また何度も、何度も関わりたいし、
観て圧倒されたい舞台。
やはり、ゲキバカ には何か特別な思いが大きい。
あいらぶ、ゲキバカ!

かなりの労力をスタッフ的に費やした作品だ。
が、作品はすべからく良かった。
詰めが甘いものは分かっているが、
そこがいいのか悪いのか判断がつきかねるバランス。
ミジンコターボの解散公演!
公演を観た後の今でも、
「本当に解散なのだろうか?」
そんな思いを持つのは絶対に僕だけではあるまい。
それほどまでに弾けて、楽しく、熱のある公演だった。
それはまさに「ミジンコターボ」という集合体が見せた一等星の輝きそのものだった。

◆突劇金魚 短編作品集 キンギョの人々vol.3「穴の宇宙」観劇。
何と自身のアトリエにて、しかも劇団員のみの一ヶ月ロングラン公演!
おどろおどろしくも愛しい小宇宙。
サリngROCKさんってこんなに怖かったか?
という演技に嬉しくなる。
アトリエ…というか、日本家屋の一室にて繰り広げられる世界観は、突劇金魚さんが持つ圧倒感!
変なだけでない歪み!
心地よい演劇空間に自然と笑顔!

最初、置いてけぼりを喰らうが実は計算だと気づくと参る。
主人公の折れぬ純粋さに観客が何度も勇気づけられる。
ピュアであるコトは罪ではない。
力だ。
一体なんという狂った切なさを観客にぶつけてくるのか?
思春期の押さえつけられた目にしたくない恥部を丸裸!怖い
鈴木アメリさんはヒロインではないが故に更に自分で暴れるラインを見つけ、
萩原さんはモラルさんに核弾頭と呼ばれる突き抜けを魅せる。
満間さんの凶暴さも研ぎ澄まされ、
姦太郎さんについては圧巻過ぎる自己憐憫!

◆フルーツケイク×The Stone Age ヘンドリックス「吸血姫と透明少女」
アサダ節 炸裂!
片山さん、岩切さん、本木さんのバランスがとても心地よい。
生まれる間が最高
人間の子供と吸血鬼とのハートフルストーリー。
気が付いたら泣いてた。
そりゃそうだアサダさんだもの

柿メソッドの申し子だが、
明らかに自己の奔流を作り上げている。
何より役者がノッているだけではなく、
作品と一体になっている。
熱情リズム芝居

現代の御伽噺。
疲れた大人が観て癒され、
元気いっぱいの子供が観て喜ぶ。
ミツルギさんそのもの!

浜口望海さんの平賀源内役は、
愛くるしい。
たまらないや。
佐藤太一郎さんの銭形役も笑いが随所に盛り込まれるだけでなく、
瞬間瞬間のアドリブ最高!
気が付けば目で追うし、
何なら主役を喰いかねない存在感。
ゲキバカVarにはない、
STAR☆JACKS Varには例の殺陣が組み込まれる。
これがあるからこそのSTAR☆JACKS!
新兵器あり

◆シアターOM うしおととら 第三十七章『TATARI BREAKER-後編-』観劇。
バランスが良かったし何より熱い!
前半でのタルみは解消され、
ラストに至る大立ち回りまで一直線!
多田、友鳩コンビの縦横無尽さが更に拍車がかかりカオス(笑)
説明セリフが少しスローすぎる気もするが、
そこはじっくり言い渡らさなければという配慮。
そしてアクションシーンに力が入る。
うしとら は次の公演が来年!
あ、その前に短編らしいが、また来年の暴れっぷりにも期待!

◆劇団競泳水着 十周年記念企画 第十九回公演「別れても好きな人 2014」観劇。
濃厚な演劇。
特筆すべきは22歳の頃の作品であるという事実。
三つの時代をリンクさせる快感!
3000円価値あり!
この週は、この作品が演劇に愛されていたと感じた傑作だった!
過去現在未来の同時進行とリンクしてクロス!
もう観ていてたまらなかった!

三本良作。
シリーズが何処へたどり着くかは不明だが意味ある公演であった。
大人が大人の力を思い知る公演。
観た方に刻まれたであろう公演。
◆ムーンビームマシン『ゲルダ~Christmas Edition~』稽古場潜入!②
泣きました。
この物語は童話をベースにしたためられていますが、
怖い部分をとても浮き彫りにしています。
本当は怖い童話・・・のテイストが、
ハートフル寄りに、
とても丁寧に、
そして胸に来るように描かれています。
僕は稽古場で何度かグッと来て泣いてしまいました。
この作品を観れる方々が羨ましいです!

舞監、音響、照明を削ぎ落とし、
プロジェクターと役者のみで戦う芝居!
まさかの究極をこのタイミング!
改めてここに辿り着く えりー君の仲間力に感服。
一人の人生ではなく、
五世代に渡る、母の物語。
しかし四世代目は割愛され、
1.2.3.5世代のうら若き女性の、
時代を超えたリンクを描いている。

◆満月動物園 第弐拾弐夜「ツキカゲノモリ」観劇。
先ず再演があると聞いて百萬両さんに再投して欲しいと思っていたのでOPだけで感無量だった!
死神達のキュートな立ち振舞いから言動。
何もかもが癒し。

厳密なベスト10は来年持ち越しかと(笑)
しかし、
振り返る作業は楽しく、
こんなに色々な世界を見渡して来れたのだと強く感じました。
皆様、本当にありがとうございました!!皆様良いお年を!!
残り番外8本は次回という事で、