映画『ルパン三世』鑑賞。
http://lupin-the-movie.jp/main.html
【感想】
賛否両論の映画。
漫画作品の実写映画化の宿命。
誰が何処までも上手くしようと、絶対に反対意見は出てしまうもの。
僕も今回キャストを聞いた時点ではまだ納得の域ではなかった。
10年前ほどに一度持ち上がった映画版キャストの方に魅力を感じていたからだ。
一例でざっと・・・・
ルパン三世: 唐沢寿明
峰不二子: 藤原紀香
石川五右衛門: 豊川悦司
といったものである。
このキャストはまさに完璧であると感じていたので、
実際にキャストが決まった時に次世代ではあり無難にまとめた感じがしていた。
しかし世間・・・というか、
ネットでは酷評に次ぐ酷評でありました。
色んな意味で不安は広がったりしていました。
で、反対に僕は予告編を観て胸が高鳴るのを止められなかった。
そんなこんなで僕の家族が一足先に観て大絶賛を繰り返したのである。
驚いた。
どちらかというと「ルパン・フリーク」であるアノ家族を納得させてしまった画面に触れたくて仕方なくなってしまっていた。
で、
まぁ大袈裟である事は映画だから仕方ないし、
細かい突っ込みどころもあるのはある。
しかしそれでも、
この映画は素晴らしい。
絶対的なワクワクが出揃っているのである。
別にルパンである必要はあるのか?と書かれてある評価も目にしてはいる。
そしてこれでもか、これでもかというスタイリッシュなビジュアルも嫌だとネットでは書かれている。
しかしそれでも、
ルパンのファーストシーズンから踏蹴してきた僕は腕を掲げてしまう。
何よりも小栗旬、玉山鉄二、黒木メイサ の画面栄えは筆舌に尽くし難い。
北村龍平 監督お得意のバイオレンスアクションも心地よく、
世間の酷評とは裏腹に興行収入もかなり高いと聞く。
僕はこの作品に触れられて良かった。
3枚目の写真なんか、かなりかっちょよい!
映画化第2弾は約2年後というニュースも飛び込んできて、
かなり楽しみなシリーズになる。