1月15日(日)
近畿大学文化会 演劇部 覇王樹座 【ジャンプ!!!!】
http://www.kindai.ac.jp/dantai/sabotenza.com/
一心寺シアター倶楽
17:00
【作・演出】大坪勝俊
【あらすじ】
絶賛モラトリアム中の大学生・エースケが、
十年近い空白を埋めるためにようやくその重い腰を持ち上げ、走る!走る!!走る!!!
胸にたぎった十年分の鬱憤を叫ぶ!叫ぶ!!叫ぶ!!!
未来の自分を救うために時間を超える!超える!!超える!!!
引きこもりの敵は自分と布団、準備体操と水分補給を忘れずに、何やら事故で無数に増えてしまった自分と、甘い誘惑に打ち勝てエースケ!
【感想】
色々と足りない。
ただ色んなところには可能性を感じる。
登場人物に必要な熱量芝居が拡散傾向にあり、大事なことがうやむやになってしまうのが勿体無い。
(ツイッター感想より)
本当に色々と足りてないが、決定的に言えることは、
全員とは言わないが、お芝居を観ていない事に起因する。
拾うべきところを拾えていない。
小劇場なら・・・というかお客様を楽しませようというのであれば、第一に全てをさらけ出す事から始まる。
そこの第一歩に 『照れ』 が見えてしまうとこちら側も手を引いてしまう。
例えば、
例えばだ。
キャラクター間のやり取りがあるのだが、会話に弾みがない。
後、言い間違いや滑舌が引っかかった所を、そのまま放置してしまうなど、勿体無いことこの上ない。
もしステージタイガーの虎本剛さんなら、すかさずその滑った言葉尻をつかんで引っ掻き回し、自分のペースにお客さんを巻き込んでいくに違いない。
勿論、それができるのは芝居の素養があるからだ。
しかしそれだけではない。
色んなお芝居を観ているだけでなく、体感してきていることが大きい。
後、
脚本は熱量芝居をベースにしているはずなのに、
その熱量を発する役者の熱が少な過ぎる。
しかも空回りしている。
ラストの盛り上がりのみに音楽を入れているのはそこだけを浮き上がらせる為だろうけど、
音楽で空気をかき混ぜないとお客さんには届かない。
それだけの熱量があれば別だが、
発せられる人と、発せられない人がちがくはぐ。
それから、
シーンの展開はもっと丁寧にすべき。
開けたドアがある部屋を、中から外に出るときにドアを無視して歩いてしまうなど嘘をつききれていない。
荒が見えると、それだけで積み上げた世界観が台無しになる。
勿体無い。
などと結構、むちゃくちゃ書いているが可能性のある方も何名かおられたので、その辺りは楽しみ。
それに僕が指摘したコトなんてたかが知れてる。
もっと改善すべきは、芝居を観ること以外にないと僕は強く言いたい。
相手にすべきお客さんと対峙し続けている他の小劇場のお芝居に足を運ばないで、お客さんに訴えられる芝居が出来るのかどうかが疑問だから。
そこを積み上げれば、
この作品を再演した時には、まったく違った作品になるに違いないと僕は思っている。