劇256 空晴  【ココでココからの話。】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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10月31日(月)


空晴  【ココでココからの話。】



HEP HALL

19:00



作・演出 岡部尚子


出演  上瀧昇一郎、小池裕之、上田康人、楠見薫、太田清伸、

     岡部尚子




【感想】

やられた。

随分前から、メイさんからはオススメされていた。

しかし色んなタイミングで、その時機を逸していた。

その間にDVDは2本、観させて頂いている。

面白い。


上質な喜劇。


僕の印象はそれだった。

そしてやっと生 空晴を体感するに至った訳である。


結論から言うと、

ぼろ泣きをさせられた!

しかし、それは芝居の流れではない。

僕の置かれた立場だったからだ。


僕の下の娘との関係が、あからさまに舞台上で展開されていたのである。

最初はそれと認識をしていなかった。

しかし認識したのが、1シーンも出てこない父親が主人公の娘に、クマのぬいぐるみを持って来てから帰ったというシーンだった。

張り詰めていたものが切れた。

そこからは涙が溢れてしまったのだ。

決壊。


もはや何でもないシーンに、いちいち反応している自分に驚く。

(敏感か!)

自分で自分に突っ込むバカ。


ラスト

いい感じでまとまっていくのだが、自分にとっては主人公と父親のこれからが少し変わって行くかもしれないという予感が、じーーーーーんと残り拍手さえ出来なかった。

今思い出しても胸が一杯になる。

素晴らしい体験だった。


お芝居を観に行ったはずなのに、

全く別の次元で泣かされてしまったのだ。

これは作っている立場からすれば一体どのようなものなのだろうか?


終演後、岡部さんと上瀧さんに声をかけさせて頂いたのだが、

自分でも嗚咽が洩れて言葉にならなかった。

恥ずかしい。

きちんと話もできなかったのが悔やまれる。


初、空晴。


とんでもない何かに巻き込まれた気分。





PS

そして、相変わらず青野さんのセットよ!

縁側と屋根ぶきを、あれだけで浮き上がらせるのが上手い。

袖の幕は、他に方法がないのかと思いながら、でもあの広さをカバーするのに辿りついたんだろうなと考えると思わず納得。

やっぱり青野さんのセットは凄い!

LINX’Sは、01公演からずっと青野さんに舞台監督を頼んでいる。

今回の03もそうだ。

青野さんが居なくてはLINX’Sではない。

青野さんなら僕のやりたいことを叶えて力をくれる!

そんな思いが一杯だ。