劇140 「INDEPENDENT:11」トライアル公開プレゼン(二次審査) | 日々幸進(ひびこうしん)

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6月21日(火)


「INDEPENDENT:11」トライアル公開プレゼン(二次審査)



公開プレゼン(二次審査)参加者
●御意(Project UZU)
●おはぎ(プロジェクト俺の穴)×ゴンダユウイチロー(プロジェクト俺の穴)
●横山太郎
(ともにょ企画)×村田和明
●イトウエリ(手のひらに星)×泉寛介(baghdad cafe)
●是常祐美(シバイシマイ)×かのうとおっさん(かのうとおっさん)
●中嶋久美子(ムーンビームマシン)×二朗松田(はちきれることのないブラウスの会)×泉寛介(baghdad cafe)
●鈴木友隆(ともにょ企画)




【感想】

11月にある本戦に挑む若武者!

という構図。

これに勝ち抜けば、その2枠で本戦出場が認められる。

誰もが本気で、真っ向から挑む一人芝居!

自分の好みで受付にて渡された用紙に丸を付けて回収するという方式。


●御意(Project UZU)
日々幸進(ひびこうしん)
僕好みであった。

壮大な世界の光と影。

神の悪戯。

そして、もどかしいほどの焦り!

ファンタジーとして成立しており、何より竪琴を使った展開はかなり美しい。

作、演出、出演、音楽、効果音作成

と、八面六尾の活躍をする御意さん。

いでたちも少年っぽく、まさにジャンプ・スクエアで連載されているようなお話!

美しい音楽の調べは、かなり気持ちのこもった物だった。

聞けば3月から作り始めて照準を合わせたという大作。

既成の曲ではなく、自作の曲での挑戦である!

惜しくも選を逃れてしまったが、僕的にはあり!だった作品。

惜しい!!



●おはぎ(プロジェクト俺の穴)×ゴンダユウイチロー(プロジェクト俺の穴)
「まさかトライアルで、こんな作品を観れるとは思いませんでしたよ」

とは、ある劇団員の言葉。

それが計算なのか?どうなのか?

まさに人を食った作品であることは確か。

しかし、

15分で完結してしまっており、広がりを見せられるか?と考えると疑問だ。

だがある意味、観客の度肝を抜いた作品であった。



●横山太郎(ともにょ企画)×村田和明

幾何学模様な作品。

まるで☆新一の作品のようでもある。

横山太郎くんのポテンシャルは凄い。

存在感だけでいうなら、今回トライアル枠でも抜きん出ている。

その展開にアングラ的な要素が振り込まれているが、そこに横山さんの狂気を滲ませたらもっと上を狙えたと思う。

惜しい!



●イトウエリ(手のひらに星)×泉寛介(baghdad cafe)
ある意味、勝負に出た作品であった!

というのは、僕も他の劇団関係の人達も観劇後すぐに他の人物が思い浮かんだからだ。

七味まゆ味(柿喰う客)さんである。

話の展開、そしてその脚本が持つ方向は、どうもそちら寄りであるのだが・・・どうしてもパイオニアの熱に負けてしまっている。

悔しいが、そこに尽きてしまう。

僕としてはイトウエリさんが大好きなのだが、その見えない何かで壁を作ってしまっている僕が邪道な奴で申し訳なく思った。

もし、僕なら・・・とも考えた。

来年、再挑戦をしてもらいたいと勝手に思っている。



●是常祐美(シバイシマイ)×かのうとおっさん(かのうとおっさん)

当確!

どうしても昭和の臭いが漂う。

しかもそれは三十路女が放つ哀愁にも似たもの!

はかなく面白い、そしてそれは禁じられた女を恥も外聞も振り捨てた、究極の自虐HEVEN!

そこを突いたら面白い!というツボを心得すぎていて今トライアル中で唯一の安定感を持った作品であった!

千日前線の掃除婦。

という設定から放たれる悲喜交々!

まさに鉄板である!!

嗚呼!ネタバレになってしまう!

あまり書けないな!

という訳で観れば絶対に巻き込まれてしまう爆笑ネタ!

本戦会場で確かめて下さいませ!



●中嶋久美子(ムーンビームマシン)×二朗松田(はちきれることのないブラウスの会)×泉寛介(baghdad cafe)
当確!

日々幸進(ひびこうしん)

これもハッキリ言って脚本勝ちであることは否めない。

しかし、

これもハッキリ言って、泉さんの演出勝ちであることは否めない。

しかも、

これもハッキリ言って、中嶋さんの個性勝ちであることは否めない。

そう、

これは幸せな結婚であったユニットである事を、声を大にして言いたい!


ネタバレは避けたいで、どうしてこの3人が出会ったかを書き記したいと。

エントリー締切3日前に中嶋さんから相談を受けて、返す電話ですぐに二朗さんに連絡を取って依頼を取りつけ、初顔合わせの日に演出を誰にしようという話になり、泉さんに連絡を取り依頼を取り付けたのが、何を隠そう僕であった訳です。

いや、本当にたまたまですが。

まさに、とんとん拍子。


本当に僕が思い描いたとおりの効力が発揮され見事、トライアル予選突破となった!!

嬉しかった!


思い起こせば、5月28日 中嶋さんから連絡を貰った時点ですぐに二朗さんの顔が思い浮かんだ。

揺るぎなかった。

中嶋さんは正直、演技はずば抜けて上手くはないが愛らしさが強い。

そして何よりも真っ正直で上品な演技をされる。

だからそこをクローズアップさせる脚本、と考えるとその時点では二朗さんしか思い浮かばなかったのが実情!

二朗さんに話しをすると半信半疑だが面白そうな話、やらせて欲しい!と仰っていただき感激!

で2日後、仲人のように二人を某王将で引き合わせ、その時に中嶋さんが持っている武器(能力)を聞き出した。

すると二朗さんはまるで宝の山に出会えたような笑みを浮かべ(当社比)、「これならいけそうです」的なことを言われた。

そして演出を誰にするかの話になり、はちブラで御馴染みの河口仁さんにお願いしようとしたが、どうしてもスケジュール調整がつかないといわれ人選が暗礁に乗り上げる。

で、二朗さんに誰ならいいかと話しを向けると何人かの候補を挙げて下さった。

その内の一人が僕もしっくり当てはまる!

しかし二朗さん面識はあるが連絡先は知らない・・・という。。

何と!たまたま僕が知っており連絡を取ると条件付でOKを頂く!

俄然、やる気が出る!

これがエントリー締切前々日、5月30日の伏兵コード観劇後の顛末である!!

そして31日にその条件がクリアーになり、泉さんが決定しエントリーとなった!

まさに滑り込みでこの奇跡ユニットが完成した!!


しかし最初、中嶋さん、二朗松田さんというユニットの評判は芳しくなかった。

事故の臭いしかしない・・・と数名に言われ正直冷や冷やではあった。(汗)

しかしそれは稽古場へ行って、その間違いない脚本に僕は大爆笑!!

(二朗さん天才!!)

僕の気持ちは確信へと変わった!

そして、

稽古は真剣だから笑うに笑えない妙な空気。

そして結果は、予選突破!

本戦へコマを進めるという大躍進!!
日々幸進(ひびこうしん)
(奇跡のトリオ!左から二朗松田さま、中嶋久美子さま、泉寛介さま!!)


いや、面白かった!

着眼点が素晴らしいのはそのままだが、それに泉さんの演出がキワモノ!

それにそれに中嶋さんの純情さが滑稽で滑稽で本当にたまらない!!(褒めてますよー!)

絶対に本戦でも大旋風を巻き起こしてくれるであろう事は容易に推測できる!

ムーンビームマシンの名を轟かせるチャンスだ!!

いやいや、本戦が本当に楽しみです!!

お三方、本当にお疲れ様でした!

そして、お願いします!

そしてそして、奇跡のユニット結成のお手伝いが出来て本当に光栄でした!

頑張って下さい!応援いたしまっせー!


それにしても・・・・通し稽古の写真が本戦突破をしたのでアップできないという事実!

ぬうう!


後、この戦いでこれから本戦に向けてやるべき事が浮き彫りになったのは事実。

より高みを目指す作品になってくれることを切に願います!!




●鈴木友隆(ともにょ企画)

期待値も高いが、仕方がない。

何よりも作、演出が一人芝居をするというのだから。

滑り出しが不安定だったが、中盤からじわじわと追い上げていた。

話しはどこかで聞いたようなものの域は抜けていなかったが、何よりも汗が光っていた!

別段、汗をかけばいいというものではないが、それが綺麗に見えるかどうかで僕の判定は決まる。

綺麗だった。

気がつけば大勢の人間がいるような錯覚も生まれなくもない。

ただ、セリフが噛み気味なのが気になった。

惜しい!




そんな感じで終った予選トライアル。

本当ならそのまま余韻を浸りつつ、打上に参加したかったが、次回リンクス会議を急遽行う。

製作とMC、そして僕が一緒に話せる滅多とない機会。

そのまま会場を後にして、ご飯を食べながら会議。

よしよし!

後はこれからきちんと滑り出すぞー!!

いいもん、貰いましたしねー!


スタッフ、キャストの皆様、本当にお疲れ様でしたあ!!!