４月２４日（土）
ego-rock 【無羽】 通し稽古
作・演出
生島裕子
出演
ナガセ
ガブリエル
松原千心
丈太郎
川口新吾
ミズタマオ.
DAMA(劇団_BIRTHDAYCAKE_
)
林寛子(フリー)
花田圭(フリー)
前之園京子(フリー)
【感想】
敷き詰められた部屋の中で行われる通し稽古。
照明もない中で、ただ俳優の息遣いと床を鳴らす音が響く。
しかし、
すぐにそのテイストが、いつもと違う事に気がつく。
もちろん人の内面に迫ることは確かだ。
だが、これは違う。
これは去年のエロロックフェスティバルで披露された作品と酷似している事に気がつく。
しかも今回はそのときのものよりも進化させたもの。
・・・と、いうか
観終わって感じた事は、これはego-rockの仮面を被った青春映画である！ということだった。
これはいい意味に捉えてもらいたい。
ここに来て、生島さんは更なる世界へ足を踏み入れようとしているのだ。
いつもの ego-rock ならアンダーグランドの世界をディープに描き出し、その世界観を深いところへ埋没させながら新しい扉を開け放とうとしている人々の葛藤を描いていた。
いや、
それは今回も一緒ではある。
一緒ではあるのだが、主人公がナガセさんである事がある起爆剤となっている。
それは僕たちが忘れかけている原風景を彷徨っているからだ。
ナガセさんの演技には何かを思い起こさせる何かを感じさせるのだ。
つたない。
だが、
確実に胸を締め付けられる。
だから目が離せない。
「LINX'S∞VIBE'S」
で、初めてego-rock を観られたお客様は面食らうかもしれない。
いい意味で。
あの角川青春映画の黄金期を体験できる演劇に出会える奇跡をお楽しみ下さい！！
是非是非、ぜひい！
そして、そんな次回本公演は今週末ですよ！
以下、詳細です！
↓
ego-rock
【無羽】
日時
2011年
04月30日(土) 19時～
05月01日(日) 13時～ / 18時～
（開場は開演の30分前）
場所
大阪芸術創造館
大阪市営地下鉄谷町線 千林大宮駅から徒歩10分
京阪本線 森小路駅から徒歩10分
大阪駅前より市バス
幹83号系統「守口車庫前」行 または
幹78号系統「花博記念公園北口」行
約40分「旭区役所前」下車すぐ
地下駐車場32台収容
2時間まで…30分ごとに100円
2時間～4時間…600円
4時間以上…1000円
作・演出
生島裕子
出演
ナガセ
ガブリエル
松原千心
丈太郎
川口新吾
ミズタマオ.
DAMA(劇団_BIRTHDAYCAKE_
)
林寛子(フリー)
花田圭(フリー)
前之園京子(フリー)
スタッフ
舞台監督 ： 伊達真悟
照明 ： 松田裕司（ISS）
音響 ： 下田要（劇団熊タオル）
衣装 ： 篠原麻由美
宣伝美術 ： 土屋仁美
振付 ： 前之園京子、生島裕子
制作 ： ego-rock
ストーリー
海辺の小さな街。そこで生まれ育った「海」は、幼くして母親を亡くした。
母を亡くしてからアルコール漬けになった父の代わりに、海を育ててくれたのは叔母のカリンだった。
しかしある日、カリンが倒れてしまう。一命はとりとめたものの、意識は戻らない。
そんなカリンを見つめながら、海は様々な事を考え、想い、自分自身や周りの人々を見つめなおしていく…。
これから人生を羽ばたこうとする人間と、死に向かって羽ばたいていく人間…。
もう言葉すら交わせなくなってしまった二人が、想い出や時間の中で、静かに想いを分かり合う様を
優しく、丁寧に、滑稽に、全力で描いた物語。
料金
前売：2,500円
当日：2,800円
チケット予約
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