7月25日（土）
アイデアスケッチプロジェクト
「アテレコテレコ」
一心寺シアター倶楽
19’00
【作・演出】早川康介（劇団ガバメンツ）
【出演】
杉山 茜(RAMS準所属声優)
中岡優介(エンズプロモーション)
木内義一(テノヒラサイズライターズカンパニー)
荒木優子(フリー)
近藤貴久(劇団ガバメンツ)
片山誠子(ソラ豆)
後藤ひろみ(エンズプロモーション)
『若手声優』
有田王志・岩崎美紀・宇高有希・近藤舞・北川明日香・篠原理・洲崎優・十河裕輔・中川顕真・成尾明日香・平手嶺佑・前田陽子・松下芳和
【あらすじ】
仲睦まじい、物語の登場人物。いがみあうのは、おちぶれた声優たち。
最悪の現場で吹き込まれるたくさんの声。出来たのは、いつものアニメ。
【感想】
満席である。
倶楽の満席など初めての経験だ。
階段に座布団をひいて増席をしていたくらいの満席！
色んな方法があるが、専門学校を巻き込んでの公演だからこその満席なのだろう。
これで演劇を知らない人達に、演劇を提示できたのだろうコトは凄いと思った！
さて、公演の話しはというと、作演出がガバメンツの早川康介さんが行われている。
なるほど、話しは3段落ちの骨格でかなりスムーズであった。
構成は流石といったところ。
セリフの小粋な流れも上手いし、何よりも上品である。（ネタ自体は下半身に近いけど（笑））
早川さんの上質なところが抽出された作品ではあると思った。
しかし、
僕の中での 『ハイヤーズハイ』 は越えられない。
タイミングよくかどうか、杉山 茜さんが昨日テレビでレポーターをしていたのを拝聴していた。
確かに可愛い！
メイド服を着てレポーターをする、今時の声優事情なのだろう。
可愛ければ何をしても許される。
そりゃそうーだわい。と、感じるもの！
（まぁ、僕は後ろで踊っていた二人の方が好みではあるけれど・・・・）
お芝居でいうなら、近藤貴久さん、片山誠子さん、木内義一さんが突出し過ぎている。
それは僕が小劇場なれしているからに他ならないのだろう。
特に近藤さんの声の使い方は素晴らしい。
いや、ガバメンツのレギュラーだからこその声の張り方が秀逸！
他にも荒木優子さん、後藤ひろみさん、中岡優介さんなど達者な方も多い。
が、
この作品では二人の力が遺憾なく発揮されている。
劇中劇の 『ハラミさん』 ・・・もう少し前に出せないものか？
でも出しすぎたらまとまらないしなぁ・・・・・・・
いやいあ、なんだかもったいなかった。。。。。。。。