3月13日(土)
劇団しばいぬ 【万華鏡】
もと飛鳥人権文化センターホール
13:00
【作、演出】
梅川 美佐子
【出演】
下村 岬・山村 敬男・大牧 ぽるん・ぼんてん べす
【作曲、ピアノ演奏】
Mana
【あらすじ】
忘れられた過去のオモチャ、『万華鏡』の中で、友達(ユウ)を待ち続けている少女(アサ)がいた。そこへやってきたのは、おばあちゃん。おばあちゃんの案内がキッカケで、アサは外に出る方法を知る。しかし、成長したユウちゃんにアサの姿は見えなくなっていて…。
おせっかいなおばあちゃんと、それに翻弄される孫のユウ。過去の約束を信じ続けるアサと、過去に何かありそうな万華鏡の中の管理人。
4人を繋ぐのは、『万華鏡』
ちょっと切ない、ヒューマンファンタジー。
あなたは大切な『誰か』のこと、忘れていませんか?
【感想】
物語は淡く、からころと姿形を変えゆく万華鏡の如く。
さりげなく漫画の短編20ページ作品といったところ。
内向的な物語でありながら、それをさらりとまとめているので嫌味はない。
その嫌味のなさを救ったのは音楽のピアノ演奏であり、役者の技量であった。
役者の4人は、それぞれに与えられたポジションを逸脱することなく、きちんとまとめた気がした。
正直、上手い。
セリフのたどたどしさや、荒削りさなどは度外視して、伸びシロを感じる。
また模索途中であることを、めっちゃ感じる。
しかも4人ともが即戦力になるであろう実力を有している。
タイミングさえ合えば、ステップアップも夢ではない。
絵本の中の世界観を持ったファンタジー。秀作だったと感じた。
ホールに初めて入ったのだが、いいホールだ。
633名入ると書かれているのだが、そんなに入るのか?と、ほこきさんと椅子を数える。
なるほど、設置された椅子は350席ほど。
前を並べれば633名もうなずける。
なるほどなー♪
