劇37 みず一人芝居 【カーニバル】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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2月21日(日)


みず一人芝居 【カーニバル】

http://ameblo.jp/fmz/


八尾・久宝寺口 未知座小劇場

500円


【演出・脚本】 戒田竜治


【出演】 みず



【感想】

なんと五度目の再演作品であるそう。

僕は初めて目にする演目である。

パンフレットに記されてあるのは、2004年11月に一人芝居フェスティバルに『山本麻貴』さんという方が演じられたらしい。そしてその2年後に同じく山本さんが東京にて。

2007年からは『諏訪いつみ』さんが、この未知座小劇場にて7月と2008年12月にやられている。


なぜ、今回の復活になったのかは観初めて、ああなるほどと思った。


みずさんの持つ優しいテイストがより怖く目に映るのだ。

物語は言ってみれば人殺しの話である。(みもふたもないな・・・・)

その殺してしまう為の理由やら、心情を丁寧に丁寧に描いてゆくのである。


終焉後の飲み会の席で『諏訪いつみ』さんが、「自分がやっていたときは怒ってばっかりやったなぁ」と、言われていた。さぞかし鬼気迫りこの小劇場の中で本流のような嵐を巻き起こされたのだと思う。(観たかったなぁ!)

そして、みずさんである。

なんともはやキュートである。

居方は悪いかもしれないが小動物がちくちくしているような印象を受ける。

舞台の中央で驚き、模索し、葛藤する。

そしてその中には微塵もどろどろしたものを見せない。

むしろ爽やかで、野菜を切ったりする・・・・みたいな感覚で物事が運ぶ。


そして、

終わる瞬間に、ぞくり!とさせるのだ。


ああ、

なるほど。

腑に落ちて終わる。


その切れ味に唸る。




またいつもの通り、バラシを手伝って(最速40分!)打上げの宴に参加する。

上原日呂さんがおられて一緒に色々とお話。

そして戒田さんともお芝居についての質問であるとか、タイトルの由来であるとかを聞く。

いつもながらその世界観には納得するし、心地よい。



いよいよ来月は河上由佳さんの一人芝居、【ダム部のアイちゃん】がある!

川端優紀さんが演じられたアイちゃんを僕は都合2回観劇しているのでこっちも楽しみだ!

3月20日→21日 未知座小劇場


いやぁ楽しみだ!