2月7日(日)
劇団鹿殺し 【スーパースター】
伊丹 AI・HALL
14:00
作/丸尾丸一郎
演出/菜月チョビ
音楽/李
【出演】
オレノグラフィティ・菜月チョビ・丸尾丸一郎・以上、劇団鹿殺し)山岸門人・橘 輝・傳田うに・坂本けこ美・高橋戦車・山口加菜・(
政岡泰志(動物電気)・高木稟(転球劇場)・森貞文則・西田夏奈子
+狩野 淳・田中蕗子・田中瑛祐・千田美智子・中本章太・和田真季乃
【あらすじ】
子供の頃から、スーパースターに憧れていた。
でも、僕にはなれないことも分かっていた。
スーパースターになる人は星をもっている。
僕の歩んできた人生の中にも星を持っている者はいて、
彼らは僕と違った。
『才能』だとか、『環境』だとかで言い訳できるものではなく……
星を持って生まれたとしか言いようがない。
今、彼らが何をしているかは知らない。
大人になって星を手放してしまった者もいるだろう。
僕はというと、相変わらず星を掴めないかと試行錯誤している。
僕は一生悩み続けるドン・キホーテなのだ。
【感想】
前回の公演で脳髄を直撃されていた。
骨肉相食む物語で、グロテスクな表現などがふんだんに使われるだけでなく色んなギミックを駆使した野心作だった。
そのアングラなイメージのまま来たらポップな切り口だったので少し面食らう。
ああ、そう来たか!
人間は悩む動物である。
それは自分が行きたいと思う道を見つけられずにもがく事こそが人生である事を知る動物なのだ。
この物語に出てくる人物達も一様に皆、悩み悶絶し道を誤り、もがいている。
辛さ、哀しみ、総てを呑み込んで放たれる矢は一体どこへ向うのか?
鹿殺しは自己完結の果ての自己憐憫へと辿り着く。
役者の持てる力はAI HALLの高いタッパに吸い込まれるだけでなく跳ね返って観客に突き刺さる。
また大人数で舞い踊ったり、紙ふぶきの散乱などは、まるで昭和のサーカスに居る気分にさせてくれる。
それが時代の侘び錆をあらわしており、なかなかの風情を生んでいる。
オレノグラフィティの存在感は秀逸。
公演後のロビーでの対応のギャップに圧倒されつつ、ニヤニヤとしてしまう。
高橋戦車さんの父親の嘆きぶりにこちらも胸が熱くなる。
後、今回 『祝公演』 のお酒を 【LINX’S】 で出させて頂いたのだが、その真横に 【劇団☆新感線『古田新太』】の文字が!!!!!
テンション、ャバス!!!!


