12月26日(土)
枚方三劇団合同公演
劇団壱劇屋
×
劇団HALLJACK
×
人造演劇ユカイダー
【じんぐる蔵!】
枚方公園青少年センター
14:00
三劇団合同公演


【作】水島 響
【演出】鎌谷 潤吉
【助演】三島 歩・大熊 隆太郎
【CAST】
ヤマモト ヒカル(HALL JACK)
養父 しずか (ユカイダー)
山本 貴大 (壱劇屋)
櫻田 恵子 (壱劇屋)
刑部 (HALL JACK)
櫻井 裕 (HALL JACK)
松本 りえ (HALL JACK)
安達 綾子 (壱劇屋)
萩之 夢 (HALL JACK)
竹虫 亮犬 (HALL JACK)
小高 藍子 (HALL JACK)
鎌谷 潤吉 (ユカイダー)
晃太郎 (ユカイダー)
竹村 晋太朗 (壱劇屋)
前田 たかひろ (ユカイダー)
三島 歩 (HALL JACK)
【公演概要】
接点年末だけ!な はちゃめちゃなテーマに、
パフォーマンスの壱劇屋
交錯芝居のHALLJACK
予測不能のユカイダー
タイプの違う3劇団が、青少年センターの後押しを受け、1つになって挑戦!
3劇団合同企画 『 じんぐる蔵 ! 』
【感想】
少し前に観た劇団天悟さんの忠臣蔵とはガラリと雰囲気が変わる。
サンタ × 忠臣蔵
という異種融合の世界観。
どちらの世界にもリンクするキャラクターを両方で演じつつ、時代劇とサンタの世界を同時に確立させるという恐ろしい離れ業をやってのける娯楽作であった!!
それにしてもキャラクターツクリの造詣が上手い。
それは漫画的要素の作り方である。
もっとかいつまんで言うとキャラクターのフォーマット作りが上手いのである。
これは脚本力という事にも起因するのだが、役者の力量にもよるものだ。
踏み踏み、息子溺愛、空耳アワーや、毒舌ンデレなど、その造詣は唸るほどの巧さ。
確かにそれらのフォーマットは存在する。するがその組み立て方が上手いのだ。
だからそれは笑いに変わるし、観客の安心にも繋がるのだ。
いいなぁ♪
とにもかくにも役者の熱量がいい具合。
荒削りさ満点で、しょぼい演技論などを蹴散らしてくれる。
とにかく16名もの若きエネルギーが素晴らしい。
それにしても・・・・・・・これほど殺陣で動き回る吉良上野介(竹村晋太郎)など観た事がない。
脚本の妙でもあるが、それをさばける竹村さんも見事だ。
途中、大熊隆太郎さんが子供役でアドリブをかますが、その威力もなかなかのもの。
明日千秋楽が残っているので控えるが、おいおい!ってな抜け具合。いい。
どの劇団にも華がある。
上手い具合にばらけているが、とりわけ初見である 【HALL JACK】 は花形が揃っているようにも感じた。
女の子の弾け方がいわば同人誌でのマイナーさを(失礼・・・)一種パロディ化しつつ具現化しているので、それが非常に漫画的効果でいいベクトルを生んでいる。
ヤマモトヒカルさんは、まるでルフィ。そのやんちゃが眩しい。
安達綾子&萩之 夢さんの姉妹コンビはまた観たい!
ナッツの小高 藍子さんの毒舌ンデレの衝撃はなかなか。
櫻田 恵子さんがここまで叫んでいるのは、おお!と思う。前回のブタちゃんも可愛かったが恋する乙女のとち狂いを暴走モード卍解で雄叫びを上げているのは手に汗握る。
山本 貴大さんも確かな演技とあやふやさを両立させている。(今回もユースケを観れなかった(笑))
養父 しずかさんのオロオロが何故か愛しい。
刑部さんのどっちつかずもたまらない!
櫻井 裕さんの真っ白い真っ直ぐさも一興。
ただ、気になったのは役者に『飢え』的なモノを感じるものがなかった方が多い事。
いやいやそんな事を言うなよ、たかがおっさんが…の世界だがそれを持ったらガンガン伸びる伸びシロをめっちゃめちゃに感じたのであえて書いている。
関西小演劇の台風の目にもなりえる可能性。
なかなかに素敵な合同公演であったと思います!
皆さんの今後に期待大です!!
またこういった企画をヨロシクです!枚方青少年センターどの♪
PS
27日(日)13:00
場所:枚方公園青少年センター3階ホール
千秋楽が残っています。
未見の方は是非♪
関西小演劇界の明日を担うかも知れない若者パワーを感じて下さいませ♪

