8月6日(木)
應典院舞台芸術祭 space×drama2009参加作品
妄想プロデュース 【約、1800光年の走り屋】
シアトリカル應典院
19:00
【作・演出】池川 辰哉
【出演】
池川辰哉 舵竜矢 あまのあきこ 大北洋史 秋津ねを 余部雅子 大森一広 奥野咲稀 北崎ゆーし 黒川藍
島原夏海(無名劇団) 下村唯 (プラズマみかん) 藤井 利之 古川 智子(劇団大阪新撰組) 別所 智
【あらすじ】
彼は、時代をばら撒きながら走っていく。
今、どれほど走ってきたかなど覚えていない。
だが、彼は時代を脇に抱え、それさえ足先覗く、望遠鏡にし、走っていく。
彼の足音は今、光にまみれ、幾光年もの時を越え、我らの前に屈折した歴史を露にするだろう。
「朝刊です!!」
彼、足音を止める。迷い込む。
そこは、時代と逸脱した屈折の鍵穴。
少女の創造妊娠の街だった。
【感想】
いささか勝手な事を書かせてもらう。
お許し願いたい。
戯言だと聞き流してください。
物語の世界観は僕が大好きな作家と似通っており、その具現化は興味深かった。
その作家の名前とは、
『高橋葉介』
大正浪漫を満喫しながら、日本語の美しさの提唱。
またそれらに付随する膨大なイメージ。
なかなかに面白い。
だが、
それらを提示するには、いさかか若い。
若すぎる。
カンパニーとしての資質・・・・などというと大層だが、演出、演技、等の何かが噛み合ってないように感じた。
勿論、それぞれに与えられた人達はそれらを全うしているはずなのだが、
それでも・・・・・この観劇後の何かモヤモヤが言葉に出来ずに自分自身を持て余している。
しかし、
それを突き破るはずの武器は既に持っている。
その武器を携え僕らを驚かせて欲しいと勝手ながら思っている。
いや本当、これは観客側の勝手な希望。
カンパニーが持つ方向性が違うのならば、ご容赦願いたい。
それでも、
期待せずにはいられない。
『イエース!クレイジーピエロさ!』
そんなセリフが似合う世界観を持った劇団は数少ない。
期待する。
PS
それにしても3部作だという。
しかし
芸術創造館 → シアトリカル應典院 →ウイングフィールド
という劇場の変遷が、どういった意味なのかが凡人の僕には分らない。
反対ならまだ分るのだが・・・・・
3作目はとてつもなくパーソナルな物語になるという付箋だろうか?