6月25日(木)
Soap opera classics コラボレーションイベント
【The irony of fate~Gorgeous feast~】
Soap opera classics
【出演】
一二三 × 特攻舞台Baku-団 × HappyWestStudy
【感想】
アメリカ村のド真ん中でお洒落な若者達のまん前で、あの愛すべき劇団 『特攻舞台Baku-団』 が、アホの限りを尽くすイベント!
二組のミュージシャンを掛け合わせながらのお芝居。
食うか食われるかの絶妙なライン。
・・・・というのが観る前の印象。
だが、
始まってみればBaku-団の圧倒的なアホアホパワーは、お洒落なお姉ちゃん達に対し完璧なアウェー(笑)
僕は最前列に居たのだが、僕の真後ろ 後ろ側の席の方がドン引きしているのが手に取るように分る。
いいそ!
僕は心の中で喝采を送る。
そうした泥臭さを理解したくない人々にあからさまな熱血をぶつける。
その化学変化は本当に小気味いい。
カルチャーショック的な感覚の波がビンビン伝わってくる。
バカな事をしているな・・・・と思う者も中には居るだろう。
いやいや、これこそがカッコいいんよ!と声を大にして言いたい僕。
しかし話しが進むに従って、その波が静まってゆくのが分かった。
2008年の年末と年始に話題を呼んだ 『隠しゲイ』 。
いわば、全裸妄想芝居!
バンドのペニスリンが、己のあそこを打楽器として打ち震える全裸妄想芝居。
下ネタをあからさまに、お洒落にではなく下品にトイレット博士のように提示するのだ。
勇猛果敢な演劇人の折れない心と魂に胸が熱くなる!
出演は、
『淀川のスター』 谷屋俊輔
『河内の魔人』 水本剛
『女殺油地獄』 秋葉勇人
『一人万博博覧会』 阿比留真子
『ツーテンカク』 室田憲子
のゴールデンメンバー!
このメーターを振り切った芝居に僕らはエネルギーを貰うのだ!
ありがたや!
【HappyWestStudy】
アフロなギターマン。
その容姿からしっとり系は考えられない。・・・・と言ったら失礼。
しかしギターテクはかなりのもの。
声に関しても上手い。張りが心地よい。
すきっ歯なのも愛らしい。
ご自分の恋愛がうまく行かない事を嘆いてられたが、それを補う歌力を持っている。
【一二三】
Voが伊藤歩にそっくり!
実物かと思いました。(失礼)
裸足で歌い上げる姿はまさに歌姫!
またキーボードとパーカッションが絶妙に上手過ぎる。
痒いところに手が届くシッカリとした演奏。
都合6曲ほど歌われたのだが、スピリチュアル系からこどものうた系まで幅広く、中には民謡系まで網羅する。
それをスリーピースがうまく噛み合っているのがいい。
話だけをしてCDを買うのを忘れた。
しまった!
でも、また会えるかも♪