4月17日(金)
IsLand☆12 【ピロリーKINGの冒険】
http://island12-colorful.hp.infoseek.co.jp/island12/index.html
<ロクソドンタフェスティバル2009参加公演>
19:30
■作・演出 腹筋善之介(IQ5000/Piper)
■出演者
井上 信/沖田 さわ/奥田 美樹/神戸 智也/上高原 佳子/敷田 裕紀/田中 美里/永 督朗/藤本 育世/べっち(IQ5000)/渡部 愛(IQ5000)
■あらすじ
孤独なピロリーKINGが旅する世界は、とても繊細なのに傲慢。
世界に同調しないやんちゃな種族は根こそぎ壊滅させられる。
ピロリーKINGの種族もほとんど浄化させられた。ぎりぎり生き残ったピロリーKINGだったが、
この世界が、食道腺ガンに侵されつつあり、ガンときけばピロリー種族だと決め付けている世界が
またもやピロリー種族の浄化に走る。
自分が浄化される前に胃酸を抑制しながら、小児喘息の根源を倒しながら、
食道腺ガンに立ち向かう、ピロリーKING最後の大冒険!!
【感想】
アンサンブルを多用した群像劇。
腸内に発生するピロリなどの菌を擬人化して、善玉菌,悪玉菌などが戦う様や、アンサンブルを駆使して腸内小宇宙を作り上げた意欲作。
多分、
僕らは観ているだけだが、その複雑怪奇なるフォーメーションは幾何学に近い。
よくもみな揃えたり出来るものだと感心する。
ただ・・・・・・
初日・・・ということもあってか、統一の取れていない箇所がそこかしこに発生し、それらがブラックホールのように客席に食らいつく事があったりした。
正直、面食らう。
これらのアンサンブルはピースピットの洗礼を浴びてしまうと・・・・・いささか物足りない。
ごめんなさい。
正直な気持ちだ。
そう、
だから、まだまだ上があるのだ。
まだまだ精度を上げられる要素が幾つも存在しているのだ。
細かに言うならラップ。
あの 【柿食う客】 で見せた 【深谷由梨香】さんが放つ高速のユダ・ラップ!
あれは僕が日本最高峰のラップの具現化であると断言できる。
それを3回も浴びてしまったのだ。(3回観劇をした意味)
もはや戻れない。
その 【深谷由梨香】さんでさえ、まだまだですと謙虚に腰が低い。
まだ上を貪欲に目指しているのだ。
頭が下がる。
ただ、これだけの群像劇を行えるには相当の修練と犠牲が必要だ。
皆さん、学校に仕事にと奔走しながら、ここまでのアンサンブルを提示できたのだ。
なら素養は間違いなくあるのだ。
何とか密度と精度を上げて僕らを心の底から唸らせて欲しい。
また、唸りたいから僕らは劇場へと足を向けるのだと知って欲しい。
それにしても・・・・
惑星ピスタチオ で培われた成分が、本当に心地よい。
僕はピスタチオは未見なので想像の域を出ないのだが、その流れを継承している末満健一さんがこのお芝居をもし演出されたらと思うと・・・・・また違うテイストが生まれたのかも知れない。
唸りたい!