3月14日(土)
明治大学 「国道五十八号戦線」
関東 シアターグリーン学生芸術祭 GREEN55選抜劇団
国道五十八号戦線 第七回公演
東京大阪ツアー公演(夕陽丘学生演劇祭招聘公演)
国道五十八号戦線 【誰も寝てはならぬ】
シアター倶楽
14:00
【脚本・演出】 友寄総市浪
【CAST】 伊神忠聡 岩☆ロック(岩☆ロック座) 加賀美秀明(青春事情 ) 菊池美里(トリコ劇場 ) ハマカワフミエ 福原冠 前田彩子 ラムキ(劇団銀石 )
【あらすじ】
演 劇 は 絶 滅 し ま し た
そこは落書きだらけの寒々しい劇場跡。
演劇の絶滅した世界で、演劇を復活させるべくプロジェクトが立ち上がった。
遺伝子学的に演劇に適したDNAを持つ人間を集め、いうなればコモドオオトカゲから恐竜を復活させようというのと同じ一大人体実験。
訳もわからず集められ閉じ込めた面々を前に研究者はうそぶく。
『成功するまでが実験です』
図らずもあきらかに人間性が破綻している有象無象が集まったのはDNAの神の囁きか演劇の悪魔の悪戯か。さんざんゴネまくった末いざ動き出したと思いきや、七回起きたと思ったところにやはり転ぶ八回目。どうにかこうにか形に成したと思っても、何かが足りない。
台詞をいれ人間が動くだけでは演劇は復活しなかった。
こうなれば。
研究者はある重大な裏切りをはたらく。
世界をひっくり返しかねない、重い重い反逆。
『誰も寝てはならぬ』、
そんなオペラの一節の落書された埃まみれの劇場跡で、果たして演劇の復活はなるやならざるや。
異色異端の楽屋モノ、COMING SOON!
【感想】
演 劇 は 復活! し ま し た
これが学生演劇の底力!
流れるような展開に、腰骨にまで響くセリフ。
いい!
その突拍子もない発想を基点に、転がってゆくお話し。
最初の辺りのサスペンス感は見事。
ジリジリと舞台に沈滞する蜃気楼の如きセリフたち。
しかしそれが、ゆっくりゆっくりとスピードを上げて転がってゆく様は圧巻。
なんというか、キャラクターが軽いのに、場が重くなるのだ。
湿気というか、水気というか、なにやらシットリ感がたまらなく響くのだ。
気が付けば、軽かったはずのキャラクターが居るお陰で場の空気が何とか沈滞することなく前へ進んでいる。そうか、この推進力の為に呼び出されたのか!(このゆるキャラは!)
ハッと気がつくと物語のクライマックス。
ギリギリまで張り詰めた空気は、まるで限界まで引き絞られた鋼鉄のワイヤー。
美しく輝く鋼鉄のワイヤー。
ばつん!
引き絞られたはずのワイヤーが突如として遮断される。
緊張した空気が一気にほどける様の快感。
射精にも似た疑似体験。
しかも、
ラストに放たれる言葉のサリン。
驚きだった。
放心となった。
これだ!
これがあるから演劇を観るのは止められない!
これからもこの劇団さんは要チェケだ!!
終演後のトークコーナー。
ホストは【脚本・演出】 友寄総市浪
トークゲストは、サリngROCK(突劇金魚
) さん!
なかなかに興味深いお話し。
これからの展望やらなにやら。何だかドキドキ♪
トークコーナー後、アンケートを書いてから外に出てサリngROCKさんと少しだけお話しをさせて貰っていると、今公演の役者さんや主宰者さん方が続々とお話しを!
これがまた皆さん、とてもキュートな方ばかり!
皆さん、お若い方ばかりで、にも関わらず腰が低く、今回大阪公演という事で仕事(バイト)を辞めてこの公演に臨んだという方など様々!
なかなかに興味深いお話しのオンパレード♪
ありがたや、ありがたや!
またこちらに来られる時はご一報願います!(念!)
何とも素敵ハッピーな方達ばかり!
その橋渡しをして頂けたのが、磯川家での強烈な印象を持つ【山川勇気】さん!
本当にそうした気持ちがありがたい素敵な方!
本当に、ありがとうございました!!!

