8月23日(土)
本若⇔ケービーズ 【かわうそくよう】
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シアトリカル應典院
15:00
作、演出 岡野真大(ケービーズ)
出演 河原智彦 森山博仁 中川真美 上島洋子 林祐介 永井悠造 大沢めぐみ 平本真弓 平宅亮 岡野真大
会話劇。
という話しを聞いていたので、その淡々と流れる時間を、悠々と楽しめた。
【狂言回し】が状況解説をしてくれたりすることがなく 【会話】 重視の物語の展開が心地よい。
その 【心地よい】 というワードが演劇人にとってどれほどの賞賛の意味を持つか?
それは手放しに近いほどの賛美に他ならない。
出演者全員が一丸となっている。
いや、同じ方向へ向いているのだ。
だからこそ、ゆるりとした空気感も心地いいのだ。
普段の 【本若】 を知らないので、激しいメンバーが想像がつかない。
それだけの静なる力が宿っている底力に胸が躍る。
28歳という微妙な歳で参加することの出来る特異な祭り。
そうした設定から派生する様々なエピソードは自分が歩いてきた道を再確認できる上でも嬉しい。
筆者は何故28歳というワードが必要だったのだろうか?
それこそが、物語の本質を解く鍵ではないか?
そう思い出すと、この舞台の上に流れる、甘酸っぱい切なさがこの上もなく甘美なものになる。
この舞台は若い人たちにではなく、40代、50代に、ふらりと立ち寄った芝居小屋で観て貰いたい。
それこそが人生を楽しめる素敵な香辛料であると僕が認識しているからだ。
だからこの舞台を観劇できて僕は幸せである。
嬉しいという言葉だけでは言い表す事ができない時間。
今回の感想・・・・というか観劇記は、お芝居、という観点ではなく、パーソナルに楽しかった事だけを書いてしまいました。スタッフキャストの皆様、お疲れ様でした。
今回、この舞台に触れられて僕はとても幸せでした。
本当に有難うございました。
また皆様の活躍を心から祈り拝見させ続けていきたいと思います。