劇50 ババロワーズ 【KICK】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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6月9日(月) 

ババロワーズ 【KICKドキドキ
http://babarowa.sakura.ne.jp/

インディペンデントシアター2nd

19:00


【脚本、演出】

高瀬和彦

【出演】
向田倫子 高橋恵美子 平中功治 藤原タケシ 宮脇玲香 長滝安希 さかいしんご 上田蜜柑 川村伸彦 岩本由佳理 木下なると 宇仁菅綾 高瀬和彦 森岩宏文



ババロワーズは3回目!

その短い観劇の中でも最高峰に位置する作品の登場だ!

主宰の高瀬和彦さんはパンフレットに 『いつも以上にバカバカしい』 と、書かれていたのだが、僕的には全くバカバカしくは思えなかった。


物語のテーマである、『刺激』。

それが途切れることなくループする世界。

幾つもの刺激的なエピソードをひとつづつ重ねて歴史を作り上げ、気がつけばその歴史の重圧に押し潰されそうな主人公の心情が浮き上がる仕組み。

うまい。

そこに至るプロセスの自然さに舌を巻く。

上手い。

無駄といわれるシーンがすべてのパズルピースのように物語に吸い込まれていく。

その様があまりにも快感を伴う。


練り上げられたギャグの群れがあまりに素敵。

練習に練習を重ね、研鑽に研鑽を重ねたシーンがあまりにも秀逸!

胸が躍ると同時に、無意識に身体が動いてる自分に気がつき、後ろに座っている人に御免なさいと心の中で謝る自分。


物語の核を握るマチルダ(向田倫子)さんとジュンジュン(高橋恵美子)さんのレズシーンの耽美さがまばゆい。ゾクゾクした。上手すぎる。うん、上手すぎる。会場内に居たかもしれないビアン様方は眩暈を起こしたかもしれない程の耽美さである。


そして今回の怪演は間違いなく、袴田ジュサブロー(さかいしんご)さん・サムソン(森岩宏文)さんコンビであろう。普段の物腰の柔らかさしか知らなかったので、あれほどに熱い方だとは思わなかった。凄い。素晴らし過ぎます、さかいしんごさん!そこに真っ向から半パンに上半身まっぱに首輪のサムソンが立ち向かう。見事である。しかもその上から ぬりえ(岩本由佳理)さんが抜群の曲線美のおみ足を披露させてサディスティックに急転直下!


またババロワーズ名物の回遊・・・・いや怪優!藤原タケシさんも相変わらず物語に全く関係のない時間軸を生きておられる迷演技!しかもそのアドリブコーナーの自由さは、愉快痛快奇奇怪怪!もっ最高!


マサD(木下なると)さんのアメリカンナイズされたゲサ(大袈裟)なオーバーアクションは相変わらず健在だが、今回は更にターボチャージャーがかかっている気がしたので嬉しい。嗚呼、嬉しい!


なつひ(宮脇玲香)さんも身体全体の表現方法が相変わらず上手い。踊る事のできる身体が細胞レベルで燃焼されているのだろう。どうにもこうにも素晴らしい。



『強すぎる刺激は、いつしか普通になる』



そうした刺激に対するアンチテーゼ。

『KICKドキドキ



次回公演も楽しませて頂きたいと思います。



PS

アンケートにも書いたのだが、観客のモデル率が高いのが気になる。

めっちゃ綺麗なお姉さんが回りに咲き乱れ、いい匂いで、ぽわわん。

マチルダさん繋がりであろうか?




藤原タカシ

(怪優 藤原タカシさまと 学校公演を終えて駆けつけられた 一明一人さま)