主演がとにかく栄える事が映画成功の絶対条件!
そこをクリアーする、この映画のレベルは素晴らしいと思った。
だが、問題がひとつある。
TVで観た事だ。
TVで観る事は悪い事ではない。
しかしその尺がスポンサーの意向(CM)などでバッサリとカットされ、見る影も無いほどなることも多々ある。
今回、この作品はその意味で別物と見ていいかもしれない。
色々と、心の琴線に触れそうで触れない所が多々あったのである。
これは近い内にDVDレンタルで落とし前をつけねばならない。
それぽどの秀作であった。
何より主演の3人は素晴らしい。
堤真一 の味わいは作品を重ねるごとに良くなっているのだ。
大沢たかお については、もしかしたら最高峰!かも知れないと思わせるほどの怪演!メチャメチャにワイルドでカッコいい。
そして、岡本綾 である。
何と女神のように美しく、母のようで、娼婦のようで、子供のように無邪気なのか?
たまらない。
よし!近い内に必ずや!!!