劇27 満塁鳥王一座 【エレクトラ】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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3月30日(日) 

満塁鳥王一座 【エレクトラ】

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アトリエ S-pace(城東区 野江内代)


■原作:ソフォクレス「エレクトラ」(訳:松平千秋 ちくま文庫「ギリシア悲劇Ⅱ」)
■作・演出:大信ペリカン

出演平林 里美/荒川 美樹/七海 良郎/小田島達也/荒井和寛(金魚や)

あらすじ

五年前。地方のスーパーマーケットの社長が謎の転落死を遂げた。捜査では事故死と断定されたが、真夏の蒸し暑い夜の湿気のごとく町に充満した噂話によれば、それは夫人が引き起こした殺人事件であるとのことだった。時が過ぎ、そのスーパーは今地域住民のためのコミュニティセンターとして生まれ変わった。そこで市民講座「古典を読む-「エレクトラ」」が開講されたその日、町を覆い続けていた呪いは音もなく静かに、溢れ出した、らしい。


ある無料雑誌の懸賞に当たり観劇に赴く!(最近、ツイているぞ!)


大阪地下鉄 『野江内代(のえうちんだい)』駅に降り立ち劇場に向かうべくチラシを取り出すとダンボールに 『アトリエ S-paceはことらです』 と、掲げられて誘導してくれる方が2箇所おられた。(親切ぢゃん!)

歩いて10分。

京阪沿線沿いの道路横にある倉庫を改装した劇場。


芝居の途中で、京阪電車の電車の音や、ゴミ収集車のメロディが聞こえるのは御愛嬌。

舞台が観やすい椅子の位置は嬉しい。


舞台は静かに登場人物たちが個々のモノローグを唱えるに従事し、ゆっくりとゆっくりと語られる。

派手な音や音楽はストイックなくらい排除した作品。

パンフレットに書かれた作者の言葉。

『芝居を裸にする』

を有言実行したかのような芝居。


淡々と進む話し。

物語の痛さに胸が痛くなる。


終演後、客の出待ちをされていたキャストさん方。

『面白かったです!』

としか、緊張して言えないくらいの濃縮な劇。

何もない空間が、それほどの重力だったのです!!


面白かったです!!