劇18 テラヤマ博2008 【破・花札伝綺】 | 日々幸進(ひびこうしん)

日々幸進(ひびこうしん)

日々、自分が楽しくて生きている事を簡潔に記しておきたいと思います♪
演劇、音楽、TVドラマ、映画、バラエティ、漫画、アニメ、特撮、他を色々自分の視点で面白しろ可笑しくね♪

3月9日(日) 

テラヤマ博2008 【花札伝綺】

http://www.zero-ist.com/

http://www.peacepit.net/

-IST零番館


脚本:寺山修司『花札伝綺』より 

演出・振付:末満健一
出演:立花明依(ピースピット)、豊田真吾(デス電所)、松村里美(TAKE IT EASY!)、石原正一(石原正一ショー)、西国原菜々(劇団赤鬼)、延命聡子、中野裕貴、山本純子、竹村晋太郎、榎本祐希、谷村欣也、末満健一(ピースピット)、宇田尚純、あさの@しょーいち(あさの@しょーいち堂)


中野



観劇前からお祭り気分が満載であった。

上のカフェが待合所なのだが、ぐるりと見渡して見知っている顔がちらほらり♪

この【テラヤマ博2008】に関わったスタッフ、キャスト、そしてその知り合いの方々。

そのどれもが笑顔に咲き乱れている。


事実は小説より奇なり。


今回の舞台、7回公演というものが最初から決まっていた。

しかし連日の満員御礼!

そして追加公演が千秋楽の次の日に決まった!

だが・・・・・・その最初の7回しか出られないという役者さんが居たのである。

そう、この物語の主人公であり、物語最大のセリフ量を持つ 葬儀屋団十郎 役の 【宇野伸茂】さんである。宇野さんは14日から始まる舞台公演の為に、その稽古参加をする約束をしていたのがその9日なのである。

正直、悩まれた事だろうと思う。

しかし次の公演まで5日しかない。

どれくらい出るのかは分からないのだが、5日間で新しい舞台を作り上げるというのも恐ろしくタイトなものだ。

・・・・末満さんはブログでも書かれていた事だが、正直に公演中止を考えたらしい。

だが、3公演の追加公演にてフィニッシュを迎えたいと願う多くの【テラヤマ博2008】に気概を感じたのだ。

そこで公演中止を回避するための緊急キャスティングが下の通りとなった。


葬儀屋団十郎:石原正一(石原正一ショー)
あんまの寿:宇田尚純
獄門次:あさの@しょーいち(あさの@しょーいち堂)

なんと関西小演劇界の重鎮、(石原正一ショー)の石原正一さんが、そのたった一回の追加公演の為に膨大なセリフ量を有する葬儀屋団十郎を演じるというのである。

何という贅沢な布陣。

だが末満さんの気持ちは複雑で苦渋に満ちている。

ブログを抜粋する。


さて。今回の『花札伝綺』キャスティング変更は、方々から「豪華ですね」「すごいですね」「スペシャルですね」という声をかけていただくのですが、今回のことは事故であり、それも大事故であり、豪華でもすごくでもスペシャルでもなく、生き延びるための救命措置以外のなにものでもありません。作品を提供する立場のものとしては申し訳ない気持ちで一杯です。この場を借りてお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。助けていただいたお三方には感謝の言葉しかありません。本音を言えばもちろん、ちゃんと稽古を重ねてきたバージョンで最後まで全うしたかった。公演中止も検討しましたが、去年大成功を納め、今年も好評をいただき、来年にも繋がっていくかもしれない「テラヤマ博」という企画の腰を折りたくもなかった。プロデューサーの顔に泥を塗るわけにもいかない。キャスト変更は苦渋の決断でした。悔しくてなりません。

そんな気持ちで臨んだ最終公演、千秋楽。

もう・・・・・・これ以上はないくらい楽しい舞台だった。

それは、この公演に関わった全ての人々が心の底から楽しめるような素晴らしい舞台だった。