マン語り(ジャンプ編) 『メゾン・ド・ペンギン』 『太蔵もて王サーガ』 | 日々幸進(ひびこうしん)

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ギャグ漫画でも、今はその方法が多岐に渡っている。


ポピュラーなのは、4コマ漫画が主流かも知れないが、ストーリー仕立てになっていたり、ページ数を減らした8ページや、この 『メゾン・ド・ペンギン』 のように1ページ、もしくはその流れに乗るだけ続けたり・・・と、自由極まりない展開を楽しむ作風だったりする。


正直、絵が上手い!と、いうのではない。

ただセンスが光る。

その1ページに凝縮された情報量はなかなかに多い。


今日は、その中の1ページを再現してみようと思う。



知り合いの洋子さんという人はツッコミ体質です。

特に 「矛盾したもの」 に、よく反応します。



『古田新太って、古いの?新しいの?』


その後CDショップで彼女を見かけた時。

【SOUL`D OUT NOW ON SALE


『売り切れなの!? 売ってるの!? どっち!?』


つい最近も


『荒川静香って 荒いの!? 静かなの!?』


先日、和田さんという方と結婚したらしく 「和田洋子」 さんになったそうです。


『和なの? 洋なの?』



これが約1ページで完結されるのだが、絵がそれほど上手くないのが功を奏してギャグに磨きがかかっている。

ハッキリ言ってネーム命の感じが今のジャンプの主流であるのかも知れない。

要するに 【センスありき】 のモノがギャグ漫画の特筆すべきものなのであろう。




次に紹介するシーンは以前、紹介もした漫画である。

実は少し前、連載が終了した 【太蔵もて王サーガ】 である。

ジョジョ大好きの荒木ファンである作者は臆面もなく、さらりとパロディをやってのけるのだが、そのやり方が凄く自然なのだ。

それはこの作者の力量でもあるのだが、そのネームの切れ味はどの回でもキャラクターの暴走を手助けする。


ある日、高ビーなキャラクターが現れて、作品でも典型的なドSキャラの 【佐渡あいす】 をナンパする事があった。

この時のやり取りは、なかなかにすざまじい・・・・



男    ほう アンタが佐渡あいすか。なかなかいい女じゃねェか

あいす よく言われるわ

男    どうだ?あんた俺の女に・・・

あいす お断りするわ

男    そうだな。いい女は、そう簡単にゃなびかねえもんだ。何せ俺様は1万近くの女と付き合ってきた男だからな。

     俺には分かるぜ。アンタは最高の女だ。

あいす それって1万近くの女性と別れたって事よね

男    ち 違・・・

あいす あら違うの?じゃあ複数同時に付き合ってるわけ?

男    みんな俺様がフッたんだよ!どんな女も俺様を満たす事はできなかった。その点 アンタは違う。俺の女になれ!


あいす それってつまり あなたに女性を見る目がないって事でしょ

     そんな人にいい女だって言われても嬉しくとも何ともないわ

     むしろ不快




言葉の暴力というよりは、言葉のテロ行為である。

このような台詞が、さらりと出てくる事こそ素晴らしいと言わざるを得ない。

凄い。


やはり、何においても台詞は重要なものであるという結論だ。