●華麗なる一族
http://www.tbs.co.jp/karei2007/ (番組HP)
重厚なるキャストが、重厚なるスタッフで、重厚なる人間模様を描ききった!
前評判も凄かったが、放映中の賛否両論の嵐もすざまじいものだった。
まァ・・・前回ドラマ化時の時を僕は全く知らない世代なので、前作と比べる事は出来ないが、なかなかの出来であったのではないかと僕は思っている。
制作費を無駄に消費するのではなく、画面一杯に展開されるスケール感の為に費やす姿は美しかった。
昭和の神戸を作り出すこともスタッフの執念の一つであろう。
あれがチャチいとか云う方もおられる事も事実だ。
しかし、無から有を作り出そうとするのなら、これがどれだけ大変で労力を使い、その果ての結晶だというコトが理解できないのだろうか?
僕は自分がいつか、その製作者の立場に回りたいと夢見る1人であるから、その苦労が分かる。
いや、しかし時代背景や、設定などの穴は糾弾されるべきであろうが、あそこまで画面を創り込んだスタッフには敬意を評すべきではないか?と、僕は思う。
勿論、それらの苦情は次の作品への新しい挑戦へともなるのだが・・・・ね。
とにもかくにも、この作品のキムタクの演技は堂に入ったものであった。
よく北大路欣也などの前で堂々と演技を出来たものだと思う。
●浅草ふくまる旅館
http://www.tbs.co.jp/fukumaru/ (番組HP)
やはり面白かった!!
全話を視聴する事は出来なかったが、一話完結の話は、いつ何処から観ても面白い!
人情話を主題にする話しは、時代には沿わないのだろうか?
あんなに面白いのに!
あまり、この作品の話題が表に出てこないので、憤然としていたのだが、最終回に 『第2シリーズ』 秋放映決定!の文字が!
嬉しい!
家族とも、あの旅館に泊まれる事を本気で夢見てしまうくらいに、あの現場、あの空気感に触れたいと感じている!
主役の 西田敏行 の達者な演技には、いつも脱帽!
去年の大河ドラマ 【巧妙が辻】 の 『徳川家康』 ぶりは見事という他なかった。あんなにタヌキで艶やかな家康は他に居ないだろう。そのような下地を持っているからこその はなまる大吉 であった!
出会いたい!
久し振りに、フーテンの寅さん 以来に出会いたいキャラクターに出会えたよ!
皆、浅草に行ったら 『ふくまる旅館』 をご利用下さい♪(本当に、あればいいのに・・・・(ノ_・。))
●エライところに嫁いでしまった!
http://www.tv-asahi.co.jp/eraitokoroni/ (番組HP)
仲間由紀恵 の演技の晴晴とした様はどうだ?
『トリック』 『巧妙が辻』 『ごくせん』 『CM』 と、独特の仲間ワールドを展開してきた仲間の独壇場であった。
彼女が居るだけで華やぐ。
華がある女優というのは、勢いで何でもOKになってしまう。
いや、勿論、演技の上や、作品創りの上で切磋琢磨はあろう。
だが、彼女の持つオーラは、どのような状況下に置かれても輝く性質にあるのである。
今回の作品にしても、旧家のしきたりに隔たれた世界に飛び込んでしまう若妻を演じた。
やはりいい。
彼女が演じる窮地は、見た事もないジェットコースター!
これからも、応援したい役者さんだ!!
●東京タワー
http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyo-tower/index2.html
色んな映像作品があるが、とりあえず拝見したのはこれだけだ。
早くスペシャルドラマと映画も観てみたいが、とにかくこの連続テレビドラマだ。
想像以上に主演の 速水もこみち のダサダサぶりが良かった!
おまけにオカン役の倍賞美津子!
彼女が画面に居るだけで説得力というの強制力が強い!
そして深みがあった。
全体的の青春の暴走は、自分も振り返るとあるので、目を背けたくもあるが、速水が正面切って演技してるのが好感が持てて、わりとこのドラマが好きだった。
ただ、泣かそう、泣かそうとした演出に少し・・・・・むう・・・・とも思ったけど・・・・(泣かされたけど)
主題歌も好きだし、3本の映像化の中で一番タイトル・ロゴデザインが凝ってていい!
ベスト・デザインだと思う。
●拝啓、父上様
http://www.fujitv.co.jp/haikei/index2.html (番組HP)
今期ドラマの中で、一番はまった!
目茶目茶に、いい感じだった!
何がいいって 主演の 二宮和也 のバカっぷりがシックリきたからである。
妄想王の称号を持つ二宮の暴走ぶりは凄まじく何度も何度も笑わせてもらった!
そして、当初の登場では謎の美少女として素晴らしい存在感を発揮した 黒木メイサ!
その存在だけで全てが甘くとろけてしまうような可愛らしさは特筆もので、このドラマでこそ栄えていた。
倉本聡の脚本が完璧に流れに乗っていた。
倉本の傑作は数あれど、僕的には、この作品を強く推したい。
『北の国から』 や 『ライスカレー』 など珠玉の傑作はあれど、ここまで心に柔らかく浸透しながら、先が楽しみなドラマはなかったように思う。
その最大の功労者は、やはり二宮和也のおちゃめぶりだ。
何て愛くるしいキャラクターなのか?
設定だけではない、+アルファーの人間味は二宮の演技の賜物であろう。
アカデミー賞のエントリーに、かすっていたというのも頷けるものだ。
話の内容としては、最後まで主人公の父親が誰か分からないというのもドラマ的には、アリ!だ。
謎があった方が、深まりがあって、素敵なのだ。
横山 裕の 『うっす!』 というおバカさんがいいし、福田沙紀の可愛いさは最高!
このドラマの中の空気感は見事!生きている事を実感できることほどドラマの成功を理解できるバロメーターはない。