うちの会社は、親会社がマンションの管理組合より請け負った管理の仕事を、僕らに委託している。
つまり、仕事の流れとしては仕事をくれるのは、管理組合からもらった親会社という事になる。
親会社は一部上場企業。
そこから僕らは仕事をもらい、管理人を就職雑誌などで募集して、仕事を請けているというシステムだ。
今回は、その流れから うちが雇用している管理員が、親会社である窓口の社員とやりあって(喧嘩)しまったという話しだ。
人間について、
いや会社について回るものは、やはり上下関係というものである。
その上下関係は、【歳】 というものを越えて存在する
それはやはり親会社と雇用者という関係の上に成り立つものだ。
管理員である方の年齢が、64歳。
親会社の窓口の方の年齢が、32歳。
単純に倍 違う。
そんな関係であるにもかかわらず、親会社の窓口の口の聞き方が横柄であるという事が今回のトラブルの発端であった。
そう、単純に考えて32歳の男が64歳を、威圧的に、高圧的に言い負かすというのは、どうにもいただけない。
しかし、
それが仕事である、と言ってしまえばそれまでだが・・・・・
だがそれは、人によって合わせるべき 【やり方】 ではあると思う。
いくら64歳の管理員が、ポカ をやってしまったとしても、そこはそれ、寛大に処置すべきだし、その事によって甚大な被害があるかといえば、それほどではない。
勿論、信用問題として、会社のブランドに傷が付いてしまいかねない事柄もあるかもしれないが・・・
しかし、
いくら理由があろうとも、親会社が
使ってやっている
的な、物言いは断固として口に出してはいけない事柄ではないだろうか?
今回の管理員さんは、その昔 普通に会社員で下請けに仕事を出す時には、
やってもらっている
的な、気持ちで仕事に従事していたという。
つまり、自分は生かされているのだ。という謙虚な姿勢である。
だから、親会社の窓口の発言は、いちいちカチン!ときていたらしい。
が、仕事であるからと、割り切って仕事を今までこなしてこられたのである。
しかし、我慢には限度がある。
今回は、もう・・・・我慢に我慢に我慢をを重ねた結果の・・・・・爆発であった。
管理員さんは僕に言った。
『キレましたわ』
そりゃ、そうである。
自分の息子のような歳の人間にボロカスに言われて、心穏やかにいられる訳がない。
威圧的、高圧的・・・・・な態度をとる人間は何処にでも居る。
そいつらは、自分を頭がいいと勘違いをして、自分のレベルが出来ない人間を 【無能者】 として扱う事に何の躊躇もない。
自分が、そういった 【無能者】 達に、生かされている という事実を全く知らない。
一刀両断に切り伏せるなら・・・・・・・
ガキな大人が蔓延している。
という事になる。
今回の件は、まだ一転二転しそうなので何ともいえないが、
管理員さんが、昔の自分とダブり、息苦しくなった。
凄く気持ちが分かった。
管理員さんの話を聞きながら、
『ああ、この人は昔の俺だ』
そう思って両手を握り締め話しを聞いていた。
だから僕は管理員さんの味方になる事を心に誓った。