PEOPLE PURPLE
『ORANGE』
2006年12月09日(土) 18:30
2006年12月10日(日) 13:00
新神戸オリエンタル劇場
この作品は阪神大震災をベースにした消防士達の命の物語である。
千秋楽。
これまで観たどの 『ORANGE』 よりも・・・・・・・熱い。
そのドラマに散りばめられた緊張は、張り詰められた透明のワイヤーだった。
いつどこで、その透明のワイヤーが切れてもおかしくない舞台という魔。
それを最後まで、たるませる事なく、張り詰めさせたまま幕を下ろした 【ORANGE】。
世界遺産・・・・という陳腐な言葉では言い表せない。
日本人が絶対に観ておかねばならない激烈なドラマ。
それが 【ORANGE】 なのだ。
この 舞台 をまだ観られていない多くの人間がこの世の中に居るだろう。
舞台だから?
TVでないから?
映画でないから?
知名度がないから?
プレミア感がないから?
あほう!
何故、耳を塞ぐ。
何故、目をつむる。
何故、知ろうとしない。
関西人の僕達の心に眠る強烈な敗北感を!
行方しれずの情熱を手向ける場所を!
僕らは知らねばならない。
僕らは感じねばならない。
僕らは叫ばねばならないのだ!
誰だって悲しいことは嫌だ。
当たり前だ。
完膚なき破壊に哀しみ悲観し逃げ出すのは本能だ。
だからこそ、その破壊の先にある対比、【再生】 を人間は乞い願うのだ。
強固たる意志の元に集う 【心】。
男なら、
女なら、
いや、人間なら
いざという時に、
心に 【ORENGE】 を着るべきだ。
少なくとも、昨日今日あの時間、あの場所に集った人間達は、それを知ったはずだ!
いつもではない。
いざという時に心に 【ORANGE】 を着れる小日向になりたいと強く思うのは僕一人であろうか?