●新香港国際警察
ジャッキー・チェンの主演作。
僕が彼を好きな事は、僕の昔の知人なら皆知っているコトだ。
彼はデビューしてから、今の今までアクション俳優として生きてきた。
だが、よる年波には敵わない。
50歳を越える老体に鞭打ってアクション映画を撮っていくのは限界に近い。
その事実を10年以上前から彼は唱え続け「アクション映画は後5本だね」などとうそぶくが、アクションから離れる暇もない。
ファンが望むものを熟知しているからこその英断だ。
僕の大好きな俳優。
そして、
尊敬する俳優でもあるジャッキー。
そんな彼の2004年の作品。
若手のニコラス・ツェーを配しての、この作品はかつてのスピード感が見られて嬉しかった。
ただストーリーの展開上ジャッキーの駄目ダメぶり全開の演技が恐ろしく見事だった。
警察の偉いさんになったジャッキーが天狗になったままテロリストのアジトに乗り込んだところ、部下を全員卑劣残虐な手で殺されてしまうという最悪な配役だ。
そこから立ち直るのがジャッキーの素敵なところ。
僕らは最後にジャッキーが立ち直ってくれる事を知っている。
だって彼は僕らのヒーローだから!
この作品自体はかつての手作り感というか、香港カラーが色濃く出ているので非常に好きな作品だ。
相変わらず無茶なスタントを易々とこなしているようにも見えるし、だから僕らはジャッキーが大好きなんだ。
次の作品からは少し裏方に回る発言も易々と撤回してくれるジャッキーを信じて次の作品を待つ僕らである。
●キッス・オブ・ザ・ドラゴン
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_thu_load/zenkai.html
ジェット・リー。
僕ら世代には【少林寺】の【リー・リン・チェイ】といった方がいいか?
彼も中国映画界から一足先にハリウッド映画界へ足を踏み入れてきた猛者だ。
とにかく彼の動きは目まぐるしいだけではない。
中国全国武術大会において、5回連続で総合優勝を成し遂げるほどの武術の腕前は伊達ではない。
この作品は2001年の作品だが、今見ても全く遜色のない作品だ。
これはあの 【レオン】 で有名な 【リュック・ベッソン】 が、製作、脚本をかねているのも勝因の一つかもしれない。
全体的にダークなイメージをフィルムに焼き付けてある。
面白かった。
ブリジット・フォンダが娼婦の役をしているが、全然納得してしまうほどの艶かしさを演じている。
ジェットの鍛えられた動きはいつ見ても小気味よい。
くるくると動ける身体能力は素晴らしい武器だ。
しかし、ジャッキーとは反対に自分の身体的な衰えは完璧に感じているらしく、2006年に公開された映画「SPIRIT」を最後に武術映画から引退すると公言してしまっているが、これからどうするのか注目なところだ。