「K-1ワールドGP決勝戦」(東京ドーム) | 日々幸進(ひびこうしん)

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http://www.k-1.co.jp/database/20061202rslt.html  「K-1ワールドGP決勝戦 試合結果」


●武蔵 対 ピーター・アーツ


元王者の勢いは全く武蔵の力を寄せ付けなかった。

横綱相撲。

まさにその言葉が似合う一番だった。

武蔵自身も足を使っていたが、アーツのプレッシャーは凄すぎた!


リザーブ・マッチとしては贅沢なマッチだ。


結果はアーツ。

貫禄の勝ちだった。


武蔵は、これから先、どのように這い上がってくれるのか?楽しみである。




●アーネスト・ホースト  対 ハリッド・デイ・ファウスト


負ければ即引退という二文字を背負ってリングに立つホースト。

41歳という年齢を考えれば、それは無謀であるというのが大半の意見だろう。

しかし過去4度チャンピオンになったという経歴は、相手の実業家であり若さ溢れるパワーに圧されてしまう。

チャンピンだったという栄光を持つ者と、何も失う物がない若さ溢れる挑戦者という図式は見ていて辛い。

3ラウンドマッチだったが、ドロー引き分け。

老体には辛い延長戦だ。

しかし、

ここからホーストの試合の組み立ては見事だった。

老獪なテクニックでファウストを翻弄してゆくのだ。


判定での勝利とはいえ、ホーストの爽快な勝利だった。




●ジェロム・レ・バンナ 対 セーム・シュルト


番長バンナ、212cm最凶王者シュルト。

インに入りたいバンナ。

しかし前蹴りを多用したシュルトの戦法は功を奏していた。

長身を生かした余裕あるマッチメイクは王者である証かもしれない。


判定までもっていったが、パンチの届かないバンナは敗北を喫する。

男としての生き様を魅せてくれるバンナ。


無冠の帝王かもしれなが日本人の心を熱くさせる大好きな選手だ。



●クラウベ・フェイトーザ 対 ルスラン・カラエフ


23歳ロシアの速射砲カラエフを左のハイキック一発で止めた。


立ち上がりがカラエフの有利だったので、一撃で状況をガラリと変えたクラウベ恐るべし!



●レミー・ボンヤスキー 対 ステファン・ブリッツ・レコ


03.04王者 逆襲のフライ・ハイのレミー、稲妻の右のレコ。

しかし・・・・・金的に2回も受けてしまうアクシデント。

2度の中断の後、苦痛の顔を浮かべながらの試合再開。

明らかにレミーの動きが鈍い。

痛みをおしての戦いだ。

当たり前だ。

グランプリの準々決勝戦なのだ。

これを見逃せば、一年を棒に振ってしまうのだ。


執念の試合続行!

レミー執念の勝利。プライドの勝利だ。

しかし、勝利の代償は準決勝戦離脱。

残念な結果だった。



●クラウベ・フェイトーザ 対 ピーター・アーツ


極真の怪物クラウベ、復活の暴君アーツ。

クラウベのブラジリアン・ハイキックは軌道の読みにくい切れ味だ。

クラウベの身体能力は




98年以来決勝に向かう36歳暴君アーツ。



●セーム・シュルト 対 アーネスト・ホースト(準決勝)


Mr.パーフェクトと呼ばれたホースト。

しかしシュルトの牙城はなかなかに崩れない。

最後の最後まで追い詰めても、高層タワーから繰り出されるパンチは重く冷たい。


結果、ホースト最後の試合は華と散ることとなる。


シュルト強し!



●セーム・シュルト 対 ピーター・アーツ(決勝)


リザーブマッチで勝ち進んだアーツが、決勝戦に残るという素晴らしい展開。

凄い。

技術力の高さはどちらも最高峰かもしれない。


結果、総合力で勝ったシュルトの勝利だった。


k-1グランプリの2連覇という偉業を成し遂げたシュルト。

これから来年のマッチメイクも楽しみな団体。


今夜もいいものを見せてもらった♪