僕の青春。
HOUND DOG。
専門学校時代 『ノバ』 に連れられていった大阪球場が僕の 『ROCK元年』 だった!!
高さ6m近いスピーカー・システムの3列目であった僕は轟音の洗礼を受け、『ROCKの狩人』 となった。
結局、HOUND DOGのライブは20回近く足を運んだのではないかと思う。
辛い時、悲しい時、彼らの歌は僕を救ってくれたり、背中を押してくれたりしてくれた。
しかし、いつの頃からだろうか?
DOGから自然に距離を置くようになった。
近年のDOGは、何をやっても昔の曲を越えられないというメビウスの輪に絡まっていた。
まあ、それはどのようなミュージシャンでも陥る枷みたいなものなのだが・・・・・
そして、ボーカルである大友のみがタレントとして成り立ちながら、バンドを併行するという奇妙なバランスが出来上がっていた。
で、下記の記事となる。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200606/gt2006061908.html
6人であったメンバーが大友を除いた全員(5人)が離脱という異常事態になったのである。
胸が痛い。
大友は言う。
『俺の【命】であるHOUN DOGを守る為に、こういう結論を出しました』
バンドである限り、ボーカルは独裁者である。
いや、それは全てに値する訳ではないが、幾つか例を挙げてみよう。
【米米クラブ】 【シャ乱Q】 【黒夢】 【Yellow Monkys】 【SEX MACHINGUNS】 などなど枚挙に暇がない。
ボーカルはバンドの顔であり、羅針盤だ。
ボーカルの言葉で方向性が問われ、ボーカルが居なければそのバンドではない!ぐらいの勢いがある。
(【ウルフルズ】 のボーカル、トータス松本が近年、これに近いことを言って僕を冷や冷やさせている)
http://www.iehok.com/news.shtml
大友康平。
これから 『HOUN DOG』 をたった一人で続けるという。
逆に言えば、大友が、自分が歌えばそれが 『HOUND DOG』 なのだと、言い切れる力があるのが凄い。
まさにその通りなのだが、そこまで自分を飾らずにストレートに生きてゆく決意を固めているのが正直、羨ましい。
多分、裏切り者と呼ぶ奴は居るだろう。
しかし、後ろ指を差されても、前だけを向いて行こうとする男気は、尊敬に値する。
離脱したメンバーも言いたい事は山ほどあるだろうが、今はお互いが譲れないラインをお互いが尊重する時期なのだろう。いつかまたあいまみえん事を祈って。