アルフォンス・ミュシャ展 | 日々幸進(ひびこうしん)

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(ミュシャ、プロフィール)


http://www.for-you.co.jp/yosano/a-m.htm

(堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館)


アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha, 1860年 7月14日  モラヴィア ・アイベンシュッツ(イヴァンチツェ ) - 1939年 7月14日 )は、アール・ヌーヴォー を代表するグラフィックデザイナー 。


とにかく彼の描く絵は見事なまでのバランスが強みだ。

一枚の画に描き込まれている情報量が半端ではない。


誰もが彼の画に魅了され、誰もが一度は虜になる。

今、一線で活躍する絵画を生業にされる人々も一度は受ける洗礼みたいなものなのである。

僕の知る限り(偏ってはいるが) 『天野喜孝』 『山田章博』 この二人は確実に洗礼を受けている。そして独自の世界観を広げ新たなるステップを踏み込み見事な世界を作り上げている。

何より、ミュシャの線は日本の劇画タッチに巧く馴染む。指や服の皺など、模写ではないにしろ、確実に劇画を踏蹴している。その派生した文化は明らかに日本のマンガ文化を押し上げ牽引したといっていい。


ポスターや絵葉書などの限られた空間に敷き詰められたデザインは見事である。月桂樹をもじらえた曲線を使った円の羅列。横に何気なく書かれたロゴは計算され尽くされた黄金率で、まるでそこにあるのが前世から決められたの如く配置されている。


で、今回、絵画やポスター、鏡などが展示されていたのだが、一際目を引いたのがコレ。


『蛇のブレスレットと指輪』


これの凄い所は現代の技術では再現不可能と言われている所だ。

1898年俳優サラ・ベルナールの為に、舞台劇『メディア』のポスターを描いた。その中に描かれた指輪と腕輪を本人が気に入り製作を依頼した、となっている。2匹の蛇が向かい合う指輪と腕輪にデザインし、当時最高の宝飾家ジョルジュ・フーケと共作して作り上げたという。

蛇の部分は金で出来ていて、尾の部分はしなやかに動く。オパール、ルビー、ダイアモンドで飾られている。もう現物を見てもらうしか仕方がないのだが、本当に凄い。この宝飾品は人を選ぶであろうモノだ。似合う人間が付けなければ全く意味がない。

純粋に一度ははめてみたいと、思わせる 『世界の宝』 である。


嗚呼、美しさに魅かれるのは人間の性。


本当に美しかった。


心姿さん、一度シルバーでこれのようなものを再現してみませんか?

苦労するだろうけど、やる価値はあるかもよ?