少し前に読み終わりました。
エッセイです。
この方の本は、小説の「神田川デイズ」を読んでいて、登場人物にシンパシーを感じていました。
なので、そういう内容を書く人のエッセイなら、と読んでみました。
もしかしたら、全然違う価値観の人のエッセイを読んで新しい発見をするのも良いのかもしれませんが
「あーわかるわかる」
という感じのものを選ぶとこが多いかな。
ま、全然違う価値観の人の場合、新しい発見以前に理解できないこともありそうだけど。
『L25』というフリーペーパーに連載したエッセイに、書下ろしも合わせた内容で、期待通り楽しく読めるものでした。なんかこう、「わかる」という。
そして裏付けるように、巻末の解説を山本文緒さんが書いています(と思ったのですが、これはお二人が近いと言うよりは、豊島ミホさんが賞を取った時の選考委員だったという縁からのようです)。
山本文緒さんの小説にもシンパシーを感じるので。。。
そして、豊島ミホさんはすでに小説家をやめられていて、それを知った時に残念に思ったのですが、この本を読んで知ったのですが、それでも19冊も出されているんですね。リサーチ不足でした。
ちょっとのんびりとしたい時におすすめです。
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