井上昌己さんのデビュー35周年記念コンサートに行ってきました!

 

 

この日はファンクラブで申し込んで届いたチケットをうっかり自宅に忘れるというハプニングが!

 

チケットと一緒に入ってた手紙の中に「チケットを忘れた方はお名前をお伝え下さい。」みたいなことが書いてあったから落ち着いて対応。

 

スマホと財布とチケットさえあればなんとかなるのに...それすら用意できない自分って何なんだろう?笑

 

色紙とかレコードのジャケはいっぱい準備してるくせに!

 

代表に「す、すいません!松山の自宅にチケットを忘れてしまいました...。」と伝えるとスムーズに再発行してくれました。

 

忙しいのに申し訳なかった...。

 

「忘れ物大魔王」のあだ名で数々の珍エピソードを残してきた昌己さんのことをこれからは笑うことはできませんな。

 

 

会場は全席自由だったんだけど、2階席の最前列を選択!

 

いつもお世話になってる方2名と初めましての方1名と一緒だったんだけど、その方たちは毎年2階席の最前列を選んでるみたい。

 

たまにはそういう席もいいかなと思って座ってみたんだけど、これが結構よかった!

 

メインの歌手だけじゃなくて、ステージ全体を見る余裕があったからいつもと違って新鮮だった!

 

 

今回は沢山のグッズが売られてたんだけど、パンフレットをチョイス!

 

 

過去にリリースされた全作品のディスコグラフィーや、それぞれの年代の昌己さんのコメント、そして300曲程の全楽曲リストが掲載されていて資料的な価値も十分な読み応えのあるパンフレットだった。

 

もちろん、新しいアルバムも購入!

 

 

会場限定特典があるのは知ってたんだけど、どんなものかは分からず...。

 

行ってから知ったんだけど、まさかの直筆サイン入り缶バッチ!

 

しかもライブ当日の日付入り!

 

これはいい記念になるな~

 

 

いよいよコンサートスタート!

 

今回のセトリはこんな感じ!

 

1.恋はずっと 愛をもっと

2.YEEL -16番目の夏

3.月とクォーター

4.星空からのエレベーター

5.DO YOU LOVE ME?

6.愛してるⅡ

7.ただ若すぎた季節のメロディー

8.魚座たちの渚

9.アナザーフェイス

10.桜の頃

11.古書の町

12.Try Try Try

13.Believe me

14.いいんじゃない?

15.僕がいるから大丈夫

16.Up Side Down -永遠の環-

17.悪いひと-もうひとつのBitter-

18.恋はLiberty

19.恋が素敵な理由

アンコール

20.忘れてあげない

21.メリー・ローランの島

22.意味のないことなんてないから

23.1989年の君へ

 

多分合ってると思う!

 

 

今回はトーラス時代の昌己さんのバックバンド「POPBEAT」のメンバーが、30年以上ぶりに全員揃ったという奇跡のライブ。

 

 

スタートはライブでは定番の「恋はずっと 愛をもっと」から!

 

定番曲って普通は昔の曲をイメージすると思うけど、昌己さんの場合は近年の曲も定番曲とかファンが求めてる曲の中に入るからすごいと思う。

 

しかもこの曲はシングルのカップリングだしね。

 

 

何か所かMCもあったんだけど、今回は昌己さんが涙する場面が多かったな。

 

こっちまでもらい泣きしそうになった。

 

 

その後も、シングル、アルバム曲から盛り上がる楽曲ばかり披露!

 

 

個人的に特に印象に残ってるのは、ライブの中盤で歌われた「桜の頃」。

 

盛り上がる楽曲ばかりのセトリの中で唯一のバラード。

 

これは二度と還らない大切な人を想う歌。

 

個人的な話だけど、少し前に大好きな祖母を亡くして...。

 

思えば高校生の時に、初めて昌己さんを見に行った時は祖母と2人だったな。

 

「ばあちゃん、一緒に行こうや!」って誘ったんだよな~

 

祖母を失ってから、なんとなく「桜の頃」は聴けてなかった。

 

でも、昌己さんが生で歌うこの曲を聴いてとにかく感動した。

 

ずっと泣かないように我慢してた。

 

でも、曲の後半の「あなたの声がするようで」という詞のところで、頭の中で祖母が自分を呼ぶ声が聞こえてきて...。

 

少しだけ涙がこぼれてしまいました。

 

メンバーの素晴らしい演奏と昌己さんの歌唱が無ければ、あそこまで感動することは無かったな。

 

やっと「桜の頃」が聴けるようになりました。

 

 

いつもふざけたことばかり書いてるから、らしくない内容になってしまいました笑

 

皆さんも大切な人を想って「桜の頃」を聴いてみて下さいな。

 

 

途中で新しいアルバムから3曲披露!

 

個人的にはその中から「Believe me」にすっごくハマりました!

 

今回は披露されなかったけど後にCDで聴いた「あさきゆめみし」「赤い噓と黒い雨」あたりも良かったな~

 

特に「幸せと傷痕」は「Believe me」と同じくらい超オススメだから聴いて欲しい!

 

てか、今回のアルバム、いい曲多すぎ!

 

 

コンサート終盤、MC無しで5曲連続人気曲を歌唱!

 

お決まりの振り付けや手拍子も皆でできて嬉しかったな~

 

いつも自宅で1人(←「1人」じゃなくて「独り」でしょ!とか言わないで!笑)でやってるからね。

 

そしてめっちゃお気に入りの「悪いひと-もうひとつのBitter-」がこのタイミングで来たのも激アツだったな~

 

本編ラストは名曲「恋リバ」と「恋すて」!

 

この曲は何度も生で聴いてるんだけど、アコースティックバージョンが多いからバンドで聴けたのは嬉しかったな。

 

 

そしてアンコール!

 

おなじみの「忘れてあげない」の大合唱、デビュー曲「メリー・ローランの島」披露で感動!

 

 

その後は2018年リリースなのにもうライブの定番曲となった「意味のないことなんてないから」!

 

全員で「♪ラララ~」とタオル&ペンライトフリフリ!

 

 

ホントのホントにラストは新しいアルバムから「1989年の君へ」!

 

これは昌己さんがデビューした1989年に10代、20代だったファンに向けた歌。

 

「意味のないことなんてないから」を全力で歌った後に息を切らしながら「最後に1曲だけ、どうしても聴いてもらいたい曲があって!」というような言葉からスタートしたこの曲。

 

「今回のアルバムの中でもイチオシの曲なので聴いて下さい!」っていう紹介が一般的だと思うけど、「どうしても聴いてもらいたい」っていう言葉がすごく自分の中に響いたな。

 

何気ないひとことだったと思うけど、自然に出たこの言葉の中に昌己さんの強い思いが込められてるなって感じた。

 

1989年は生まれる何年も前だけど、メッセージはもちろん、早いテンポや激しい曲調は若い自分にも(←まだ若いって思ってていいよね?笑)すごく刺さった!

 

 

いやー、とにかく楽しいコンサートだった!

 

昌己さんには35年の間にレコード会社の消滅やコロナ等、何度も辛すぎる出来事があったと思う。

 

失礼な言い方かもしれないけど、CDの売り上げやライブの集客とか数字的にも悩んだ時期もあったと思う。

 

それでもずっと続けてくれていたから昌己さんに出会えたし、今でも追いかけていける。

 

コンサートで流れた映像で、多くのアーティスト仲間が「35年も続けるってスゴイ!」って言ってたけどホントにそう!

 

しかも昌己さんの場合は、他の歌手の「35年」とは違って、35年間歌一本でずっと休むことなくやってきたからすごくない?

 

途中でお休みをしたり、歌以外の仕事が増えたり、年間の活動が少なかったり、色んな人がいる中で珍しいアーティストだと思う。

 

これからもライブはもちろん、新しい作品も沢山届けてくれるはずだから楽しみ♪

 

 

 

おまけ!

 

会場にはデビュー曲や今回の新曲の作曲をした杉真理さんがいたんだけど、なんと桑田靖子さんもいました!

 

ゆ、油断した!

 

たしかに昌己さんと繋がりがあったわ…。

 

「脱・プラトニック」のジャケなんか持ってないよ!と激しく後悔…。

 

って、チケット忘れた時よりも後悔した自分って一体どういうつもりなんだろう?笑

 

かばんの中では来ていない伊藤かずえさんの「哀愁プロフィール」のジャケが寂しそうに泣いていました爆笑

 

色紙は持ってたから、一緒に行った方がくわやすさんに声を掛けてくれてサインのきっかけを作ってくれました!

 

すっごくありがたい!

 

サインがコチラ!

 

 

おー!

 

初くわやすサイン!笑

 

下のイラスト書いてくれるなんて珍しいみたいです。

 

若くて良かった!笑

 

サイン貰う時にあまり心の準備ができてなくて固まってしまい…。

 

やっぱりお綺麗ですね!

 

とか

 

「愛・モラル」と「僕たちのRun away」が大好きです!

 

とか言えば良かったのに「ありがとうございます!」のひとことで終わる情け無いワタクシ…。

 

握手してもらったような気もするけど、それすら覚えてない笑

 

色紙が嬉しすぎて「脱プラショック」(笑)は消えました!

 

次に貰う時は色紙のことは考えずに、安心して3種類のジャケに貰えるね!(←おかしなポジティブ思考)