日曜日、木村秋則さんの講演会に行きました。

10日ほど前に福岡に木村秋則さんが来られるということを知り、木村さんにお会いできるチャンスと思い行ってきました。

 

今回の講演会は福岡の糸島自然栽培農学校の開講一周年記念「春のオーガニックフェス」で開催されたものでした。

ご存知の方が多いと思いますが、木村さんは11年かけて無肥料・無農薬のりんご栽培に成功されました。

現在は無農薬・無肥料の自然栽培の普及活動をされていますが、日本だけでなく海外でも有名です。

講演会会場は想定以上の人数となったため、急遽椅子が増設されていました。

 

講演会の前に、ピアノ&ボーカル、バイオリンの姉妹ユニットSnowStepsさんのコンサートがありました。

素敵な歌と音楽で会場が温まってきた後、アーティストColorhythmRisa(カラリズムリサ)さんが登場し、歌と音楽に合わせて踊るようにリサさんが物語を描き上げていきました。

リサさんの絵は、1枚の紙の上でどんどん変化していきました。

木村さんが木と対話しているところから始まり、途中でリンゴの花が咲き、最後は赤いリンゴと家族の笑顔で完成しました。

音楽もアートもとても素晴らしかったです。

木村さんはパフォーマンスを見ながら、涙が止まらなかったと仰っていました。

 

 

(左から、村上雪さん、村上ふみさん、木村秋則さん、カラリズムリサさん)

※今回は写真撮影OKでした。

 

 

講演会は岩木山の写真で始まりました。

岩木山は漢字の「山」に形が似ていて、多くの歌の歌詞に登場する山だそうです。

 

りんごの花と桜は似ていますが違いがあるとのこと。

桜は人々に春を伝えるように下向きに咲きますが、りんごの花は上を向いて咲くそうです!

りんごの花はかわいいですね。

 

 

木村さんから、この写真から何を感じますかとの問いかけがありました。

後方の自然に育った木々は冬に向けて紅葉していますが、手前の農薬、化学肥料を使ったリンゴの木は紅葉しないそうです。

人工的になりすぎるといつのまにか自然を忘れてしまうのでしょうか・・・。

 

講演会は農業の話、木村さんの不思議な話など盛りだくさんでした。

農薬大国として、中国、韓国、日本があげられますが、数年前から韓国は給食をオーガニックに変更し、中国もオーガニック農業に切り替えてオーガニック野菜をヨーロッパに輸出しているそうです(木村さんは中国に自然栽培の指導にいかれたそうです)!

木村さんはドイツにも指導に行かれ、ドイツではジャガイモの自然栽培が広まってきているそうです。

最近は日本でも自然栽培の野菜が買えるようになってきていますよね。

また、昨今の異常気象、海や陸の異変のお話もありました。

温暖化の原因として亜酸化窒素(N₂O)があり、農業からも発生していること・・などなど。

とはいえ、木村さんは、いきなり自然栽培に変えると経営的にも大変なので少しずつ試してくださいとのことでした。

私も自然栽培の家庭菜園をしてみたいと思いました。

 

 

農業で必要なもの、土、水、太陽・・・そして愛情!

木村さんは無農薬のりんご栽培に挑戦する過程で、りんごの木に声をかけていたそうですが、隣の農家の方に聞かれるのが嫌だったので隣地近くの木(82本)に声を掛けなかったところ、82本全てが枯れたそうです。

だから声を掛けて下さい・・・と。

そして、植物だけでなく、道具、車、なんでも声を掛けてください。

声をかけられたらどれほど喜ぶのか…と。

ちなみに、私は鉱物が好きで集めておりますが、石のアクセサリーを失くしたとき心の中で呼びかけたら見つかったことが3回ありました(失くしすぎですが汗)。

やっぱり、物にも思いは通じている・・・かもしれません。

今の車は15万キロ走っていますが、遠出するときなど”がんばって”と声かけしています。

もちろん、子どもにも声掛けが大事ですね!

 

 

そして、講演会は岩木山の写真で終わりましたUFO

いわき山には自衛隊の飛行機は飛ばない、なぜなら計器が狂うからだそうです。

 

 

私に一番刺さったスライドはこれでした。

木村さんのりんごの木は、大小さまざまなりんごが実るそうです。

(スーパーで見るりんごは同じ大きさのものばかりです)

だから、子ども達も結果だけでなく1年間頑張ったその過程を見て下さい…とのこと。

子ども達の個性を見守って、応援していきたいですね!

木村さんは丁寧に言葉を発し、大切なことを伝えて下さいました。

その言葉の一つ一つにエネルギーが宿る感じがしましたニコ