みなさん、こんにちは！
ヘルスサポートタナベ スタッフの酒井です。ご無沙汰しております。
なかなか涼しくなりませんが皆さまご無事でいらっしゃいますか？酒井はなんとかやっています。
昨日の「麒麟がくる」の再開には心が震えました！
今日は報告がありまして2週間ぶりにアップさせていただきました。
開設してからまる5年となる本日を持ちまして三軒茶屋店の福祉用具事業所を閉鎖いたします。ご利用くださいました方々、関わってくださった全ての方々に心から感謝申しあげます。
個人的な思い入れになりますが、開設当初から酒井の義父母はかかりつけ薬剤師のみならず福祉用具でもずっとお世話になっていました。公私ともさまざまな場面で介護サービスとはつまりなんなんだろう、ということを、事業所側の１スタッフとしても、利用者家族側としても考える場が多くありました。
利用者家族としての視点をスタッフに伝えることで「薬剤師としても求められていること」「介護支援者としても求められていること」というのを体感していただく一助になっていたらいいなぁと僭越ながら感じます。
介護事業所として運営していく中で、素晴らしい出会いもたくさんありました。
「処方箋をもって患者さんが来てくださる場所」という場に慣れている薬局のスタッフが、「お仕事をいただきに外に営業に出る」というまたとない機会。福祉用具事業所としては新参なのですもの、あたって砕けてばかり、本当にうまくいかないことばかりの毎日でした。
でもその中でもケアマネさん方に「居宅療養管理指導」というのは、認定単位数の外にあるサービスだから気にせず利用していただくことで、訪問看護師さんには本来のお仕事をしていただくことができるんです！だの、訪問看護師さんと薬剤師の2つの医療の目が入ることで気づけることや迅速が対応ができるようになります！だの、お伝えして驚かれたりもしたので、それ専用のチラシを作ったこともありました。
介護職の実務経験を経てケアマネさんになられた方々に、医療系の介護サービスに対する垣根を取り払っていただける、もっと身近に薬局の居宅療養管理指導を感じていただけるきっかけにもなった営業活動でした。
そこから拡がった認知症カフェへの取り組みや、そこに講師として来てくださる方へのアプローチ方法なども、そんな足を使った営業活動をしたからこそスタッフが体得した技かもしれません。頼もしい限りです。
事業所は閉鎖になりますが、薬局としてはまだまだここから。
この経験を、これからの薬局の活動に十二分に生かせるよう、みなさまの薬局である田辺薬局をいろんな方にご利用いただけるよう、三軒茶屋店のスタッフみなが、団結して継続して頑張っていってくれると信じています。
写真はオープンしたときの初々しい（笑）スタッフたち。
今日もお読みいただきありがとうございました。