みなさん、こんにちは!
ヘルスサポートタナベ スタッフの酒井です。遅くなりすみません。
昨日は午後お休みをいただいて、入院中の義妹の回復期リハビリテーション病院への転院相談をソーシャルワーカーさんとしてきました。
転院相談だけでなく、難病申請、障害、介護保険の申請時期はいつにしたらよいか、など細かな手続きのことまで相談に乗っていただきました。平日はフルで勤務しているので、なかなかすぐに手続きに行くのは難しいわけですが、どこかで一度丸一日お休みをいただいて手続きを済ませられるようにしたいなと思います。
さて、5月の報告がいよいよ最後になりました。
ラストは荒川町屋店」管理栄養士が企画した「嚥下チェックとユニバーサルデザインフード試食会」です。
多摩立川保健所が作成した上記の「摂食・嚥下障害」チェックシートを用いて、のみこみにくさの度合いを確認しながら、キューピーさんの介護用食品をお試しいただく会を行いました。
人数的には、2名のご参加ではありましたが、高齢の方、そしてその方をご心配されているご家族、と連れ立ってご参加くださいました。
やはり食べる側だけでなく、調理をする側と一緒になってご参加いただくことで、ご家庭で調理をされる際の食べ物の堅さの目安にもなりますので、お二人での参加はとても嬉しい出来事でした。
上記チェックシートでいくつか当てはまる部分がありましたので、今度は日本介護食品協議会の作成したユニバーサルデザインフード区分チャートを用いて、どの区分のものなら召し上がれるかを確認いたします。
これによると、歯茎でつぶせる、というところではあったのですが、万一を考え、それよりひとつ下の舌でつぶせる、かまなくてよい、という区分のところから、3種類選んでいただいて召し上がっていただきました。
これらのレトルト介護食品、酒井の義母もお世話になっています。
まだ施設から一時帰宅できるときは、家でも食べていましたし、今、嚥下訓練を歯科衛生士さんにしていただいているところですが、その時には、かまなくてよいシリーズから、さつまいものペーストなどを美味しい美味しいと食べているそうです。
食べることは生きること。口から食べ物を取り入れるということがいつまでも続けられるように、また、介護する方の負担も考えて、上手にこういった食品をとりいれていただけたらいいですよね。
召し上がられた方のご感想がどうだったのか、気になるところですが、今回の報告には載っていなかったので残念、、。
酒井が福祉用具専門相談員の資格を取るときに、授業の一環で介護食品についても勉強しました。そのときに食べたハンバーグだったかな。キューピーさんのものかどうか忘れてしまいましたが、本当に歯茎でつぶせるかどうか皆さんやってみてくださいと言われて、酒井はまだ一応自分の歯があるので、歯茎でつぶすってどうやるの?と思いながらも、噛まないで舌と上あごでギューッとやったら確かにつぶすことができました。
舌でつぶせるものは確かにもっと楽につぶせます。
介護が必要な方だけでなく、歯を痛めてしまった方などにもお使いいただける、みんなにやさしい食品、ユニバーサルデザインフードがもっと多くの種類や味になるといいですよね。
荒川町屋店の試み、地域の皆様で飲み込みにくさを抱えていらっしゃる方に口コミで広がっていくといいなと思いました。
今日もお読みいただきありがとうございました。