布袋寅泰さんの"Soul Sessions"を聴く機会がありました.そのタイトルが語るように,色々なミュージシャンと「魂のセッション」を繰り広げています.まぁ,言ってみれば,異種交流試合みたいなアルバムです.

 セッションを行っているミュージシャンは,Char,井上陽水,土屋アンナ,葉加瀬太郎,吉田美奈子などなどで,まさに異文化交流ですね! 確かに音的には文句のない仕上がりになっていますし,布袋さんのギターも素晴らしいのですが,セッションというよりは,「他分野の音楽を布袋ワールド上に再構成した」という色合いが強いように感じました.

 とは言え.緊張感と個性と超絶技巧に充ち満ちたアルバムですので,布袋ファンならずとも.ギターフリークにはお勧めの一枚ではあります.

 本日,mixiデビューしました.言うまでもなく,mixiはSNS(Social Networking Service)の代表格のそれでして,前から気にはなっていたものの,なかなか「mixi招待」がなく...(^^; ようやく本日のデビューと相成った次第です.

 とはいえ,blogとの違いを理解しないままのデビューでして,先ほどまでmixi内を徘徊しておりましたが,まだよく分かりません.時間があるときにボチボチやってみます.


 昨日,「繁枡」酒蔵ツアーに行って参りました! 正しくは「繁枡」ブランドの旨い日本酒を提供している高橋商店さんの酒蔵見学兼試飲ツアーです.企画は博多酒販さんなんですが,音楽仲間兼飲み友達のTさん(博多駅前にて旨い炭火焼き屋を経営)からのお誘いでした.

 参加者は31名で,皆さん,日本酒が大好きな方ばかりです.天神・日本銀行前を9時過ぎにバスで出発し,目的地の八女市・高橋商店さんには10時半ごろに到着しました.20分ほど日本酒造りのDVDを観た後,いよいよ酒蔵見学と試飲会です!

 稼働している酒蔵に初めて入りましたが,規模の大きさ,洗練されたコンピュータ管理には驚かされました.また,想像以上に人の手が加わっていることを知り,「旨い酒は高い訳だ」と納得した次第です...(^^; 酒蔵見学の最後に絞りたてのお酒を試飲させてくれたんですが,「まさに生まれたて」という言葉がぴったりのお酒でした.

 試飲会では,新酒を中心にして6銘柄を飲ませていただきました.小さなカップで少しずつ飲んでいるつもりなんですが,何回も飲むものですから,量的には結構いったと思います.はい,かなり酔いました...(^^;

 試飲の後,お隣の立花町にある旧大内邸に移動し,昼食をとりました.地元の食材を使った料理が食べきれないほど並べられており,小食の私はやはり残してしまいました.

 もちろん,昼食時にも繁枡のお酒が振る舞われたことは言うまでもありません.お酒のせいで,皆さん口が軽くなっており,とても愉快な会話となりました.材木屋のお兄さんの話は面白かったな...

 昼食後,八女伝統工芸館に立ち寄り.天神に帰ってきたのが4時半でした.お酒が入った私達がそこで別れるはずはありません.同ツアーに参加されていたTさんのお仲間2人を誘って,計4人で天神で飲み直しました.

 いやー,楽しい一日でした.なお,ツアー代金は7,500円でしたが,豪華な昼食,参加者のネームが刻まれたお土産のショットグラス等を考えますと,「安すぎるのでは?」と思いました.気配りの博多酒販さんに拍手...パチパチ


高橋商店












  高橋商店の入り口


旧大内邸











   旧大内邸


 いやー,待たされました.やっと出ましたね,巨漢Meat Loafの"Bat Out Of Hell 3".ロックオペラの傑作として名高い"Bat Out Of Hell"が出たのが1977年,それを上回る傑作の"Bat Out Of Hell 2"が1993年ですから,Bostonなんかがかすむほどの超スローテンポです...(^^;

 さて,"Bat Out Of Hell 3"ですが,前2作で重要な役割を演じていたJim Steinmanの影響度が薄れた分,仰々しさがなくなり,よりポップになっています.とは言え,Meat Loafの歌声は健在で,堂々たるロックオペラを聴かせてくれます.提供されている楽曲群も良く作り込まれており,長年待った甲斐があるアルバムになっています.しかし,個人的には"Bat Out Of Hell 2"の方が好きです.

 ところで,「Meat Loafは歌がうまい」というのが定説なんですが... 一度も彼の歌を生で聴いたことがないので,何とも言えませんが,確かにライブ映えする声だとは思います.でも,アルバムを通して聴く限りでは,「うまいことはうまいけれど...」というのが私の感想なんですが,みなさん,どうですか?


Meat Loaf
Bat Out of Hell Vol.3: the Monster Is Loose

 LRTってご存知ですか? 今日,それに関する小さなミーティングに出ておりました.LRTとは,Light Rail Transitのことで,直訳すれば「軽量輸送機関」なんですが,なぜか「新型路面電車」の意味で使われることが多いのです.厳密に言えば,LRTは路面電車ではなく,それを含んだ新交通システムなんですがね...(^^;

 昔,日本にも各地で路面電車(いわゆるチンチン電車)が走っていましたが,モータリゼーションの煽りを受け,次々に廃止されてしまいました.海外でも同じ現象が見られました.ところが,地球環境に負荷を与えない交通システムという観点から,その良さが再評価され,ヨーロッパを中心に復権を果たしたのでした.それがLRTなんです.LRTの特徴としては,低床,低騒音,省エネなどがありますが,従来の路面電車と決定的に異なるのは,LRTというハードウェア(ハコモノ)だけではなく,トランジットモールなどのソフトウェアとセットになっている点です.たとえば,フランスのストラスブールやドイツのデュッセルドルフなどがその良い例です.

 残念ながら,日本にはまだ真の意味でのLRTはありません.確かに,熊本や広島などでLRVは走ってはいますが,これは新しい路面電車が走っているに過ぎません.つまり,LRTを含む交通システムそのものの変革がなされていないのです.システムの変革,それがこれからの課題です.

 昨日土曜日は,仕事でした.朝から夕方まで,C++というプログラミング言語を素人に教えるという,とても忍耐力と根気のいる仕事でした.

 その帰りのことです.新幹線で博多駅に着き,在来線に乗り換えようと歩いていますと,出口付近で60歳代と思われる外国人のカップル(おそらく夫婦)がキョロキョロ辺りを見回しているのが目に入りました.10mほど歩くと,どいういう訳か,その男性の方と目が合ってしまい,「これは何か聞かれるな」と思っていたら,案の定声を掛けてきました."Nagasaki, Nagasaki"と言いながら,チケットを見せるので,見てみれば,およそ10分後に出発する長崎行き特急のチケットでした.

 時間的に余裕がなかったものですから,"Follow me, please."と言うと,私の意図を素早く察したそのカップルは簡潔に"Thank you."と言うと,私の後に付いてきました.なんなく乗り換え口を通過し,その特急電車が3番線から出発することを確認し,"Your train departs from track No.3."と言うと,再び簡潔に"Thank you."

 3番線に案内するわずかの間に2,3言葉を交わしましたが,印象的だったのは,私が"Are you familiar with the Japanese railway system?"と尋ねた時でした.彼は即座に,”I'm learning!”と応じてくれました."No"では素っ気ないし,"Yes"では親切に案内している人を馬鹿にした感じですから,”I'm learning!”という言い回しはその場にピッタリではありませんか!! 思わず感心してしまいました.

 さてさて,あのカップル,長崎ランタンフェスティバルを愉しんだでしょうか...?

 昨日,赤坂のDreamBoatで行われたGroove 5のライブに行ってきました.昨年11月のSoul Bird以来のライブでしたので,3ヶ月ぶりですか... さすがに,強者揃いのバンドです,いつ観ても素晴らしい!

 メンバーによるライブレポートが以下のブログにありますので,素人のレポートは...やめておきます...(^^; 

 でも1つだけコメントしておきましょう.それは,ベースの音です.もちろん,Groove 5のベーシストは,我が師匠の児玉大先生なんですが,今回のセッティングはプレベでしたね! そうです,あのゴリゴリ,ベチベチの... 今回使われたベースは,いつものサド5弦なんですが,「中味はそっくりPBではないのか!」と思わせるぐらいのゴリゴリ感が出ておりましたね,はい!

 http://ameblo.jp/nido-key/

 http://blog.goo.ne.jp/kodamin/

 http://www.we-blog.jp/aqua/onoguitar/20070224.php?pg=t


 スウェーデンが誇るシンフォニックメタルバンドTherionが新譜"Gothic Kabbalah"をリリースしました.2枚組の長~いアルバムです.今回のジャケットは,Therionらしからぬ,あっさりとしたものなっています...(^^; これをシールにしたものが封入されていました.メタル系アーティストのジャケットシールが好きな愛娘に見せたところ,「ダサイ!」の一言...(>_<)

 で,楽曲の方はどうかと言いますと,いわゆるシンフォニックメタルの荘厳さが薄れ,正統派ヘビーメタルっぽくなっています.それはそれで良いのですが(ナニガ),シンフォニックメタルを求める人にはちと物足りないかもしれません.

 とは言うものの,メタルアルバムとしては秀作だと思います.90分近い演奏時間があるんですが,途中で飽きさせることなく聴かせてしまうところは凄いですね.その理由としては,よく練られた楽曲群とボーカルの組み合わせ(男声+女声)を挙げることができます.でも,全部を聴き終えると,ちょっと疲れるのも事実です...(^^; たとえてみれば,フルコースをやっと食べ終えたって感じでしょうか...


Therion
Gothic Kabbalah

 Ian Gillan,説明する必要のないチョー有名人です.そう,黄金期のDeep Purpleのボーカルです.彼がその長い,長いキャリアの中で気に入った曲をピックアップし,これまたチョー有名なプレイヤー達をバックに再レコーディングしたものが,本作"Gillan's Inn"です.

 言うまでもなく,Ian Gillanは,チョー豪華バンドをバックにその歌唱力を余すところなく披露しております.声質的にはほとんど昔と変わりませんが,年を重ねた分だけ奥行き感があり,まさに「大人のロック」という言葉がぴったりのアルバムです.取り上げられた楽曲群も素晴らしく,Ian Gillanファンにはたまらないアルバムに仕上がっていると言えます.

 ただし,黄金期Deep Purpleに感じられた緊張感あるいはワイルド感はありません.つまり,エッジが立っていないのです.それはある意味で仕方ないことなんでしょうが,Steve Morse,Johnny Rzeznik,Ian Paice,Roger Glover,Robby Takacという面々で演奏される"Smoke On The Water"なんかを聴いていますと,「うまいけど,なんか違うな」と感じるのは私だけでしょうか...?

Ian Gillan
Gillan's Inn

 音楽仲間兼飲み友達であるTさんのリクエストにお応えして,Windowsの最新OS,Vistaの使用レポートをお届けします.

 1週間ほど前にインストールを終了しました.対象にしたPCは昨年の5月に購入したもので,今でもハイエンドマシンとして使える,かなり「いい」PCです.つまり,Vistaを使う上ではスペック的に全く問題ないPCです.OSはXP Professionalです.

 Vista+Office 2007のインスト-ル作業を始めてから完全に終わるまでに,約4時間ほどかかりました.「えっ,4時間も?」と思われる方も多いでしょうが,それには理由があります.まず,最初にやったのは,XP ProfessionalからVista Ultimateへアップグレードすることでした.これには結構時間がかかりました.おそらく1時間近くかかったのでは... 時間はかかりましたが,インストール自体はうまくいきました.その後,Office 2007 Ultimateをフルインストール,こちらは15分ほどで終了しました.「おっしゃ,これで最新のシステムだ.バリバリ使うぜ!」と喜んだのも束の間で,頻繁にフリーズするのです...(>_<) たとえば,Excel 2007でフリーズ,IE 7でフリーズ... これでは,正直に言って評価すらできません.

 そこで,クリーンインストールを試みることにしました.そのためにまず,アップグレードされたVista Ultimateを含むパーティションをまっさらにしました.これは実に簡単で,5分で終わりです.次に,新規にVista Ultimateをそのパーティションにインストールしようとしたんですが,私の持っているVista Ultimateはいわゆるアップグレード版なので,新規インストール(通常インストールとも言います)はできないことが判明.で,どうしたかと言いますと,すぐ近くにあるヤマダ電機に走っていき,Vista Business通常版を買い求め,ついでに一太郎2007も買い,また走って研究室に戻りました.これに10分.

 Vista Business通常版のインストールは20分ほどで終わりました.クリーンインストールだと,余分なチェックをしないので,早いということを改めて実感した次第です.続いて,Office 2007と一太郎2007をインストール,約20分ほどかかりました.さすがにクリーンインストールですね,全くフリーズしません!

[教訓1]XPからのアップグレードは慎重に!

 さて,Vistaの使い勝手ですが,なかなかいいですね.新OSだけのことはあります.その代表格が新しいGUIのAeroでしょうが,これまで見慣れてきたWindows GUIとは別物です.半透明のガラスをベースにしたAeroは「クール!」の一言に尽きます.応答も悪くはありません.でも,なんであんなにアイコンが大きいんでしょうか? 標準設定では,冗談かと思うほど,アイコンが大きいのです.比較的小さなアイコンを好む私にとっては,興醒めです...(^^;

[教訓2]Vistaのアイコンは大きいぞ!

 私が使っているのはBusiness版なんですが,ネットワークでの使用を強く意識していることがうかがえます.たとえば,プリンターの共有は,XP以前のOSに比べると簡単で,しかもセキュリティは上ですし,インターネット接続なんかもそうです.これは便利です.

[教訓3]Vistaのネットワークは使いやすいぞ!

 セキュリティの向上のために,VistaではUAC(ユーザアクセス制御)が導入されています.たとえば,管理者権限でログインしても,通常は一般ユーザ権限しか認めない,というものです.ですから,管理者であっても,システムに関わる操作をしようとすると,そのたびに許可を求めるウィンドウが開くことになります.セキュリティを担保するためにはいいシステムではありますが,ヘビーユーザにはうざったいことこの上ないシステムでもあります.早々に,私はこのUACをオフにしました...(>_<)

[教訓4]UACはいいけど,ウザイこともある!

 標準状態ではデスクトップ右横にサイドバーが表示されています.ここには色々な情報を出したり,ちょっとしたソフトを常駐させることができるようになっています.ちょっとしたソフトのことをガジェットと呼ぶんですが,これはなかなかいいですね.私のシステムでは,アナログ時計,カレンダーと付箋を常駐させています.

[教訓5]ガジェットはどんどん使おう!