☆会派・流派

神人武館(しんじんぶかん)

会長  翁長良光(おなが よしみつ)

一般的な現代の空手とは一線を画し、沖縄伝統武術の源流である「手(ティー)」の精神と技術を探求・修練する独自の武術です。


翁長良光は、若き日に小林流を修行・指導していました。
翁長良光の師匠は、沖縄空手小林流の大家である比嘉祐直(ひが ゆうちょく)師範(究道館初代館長)です。 翁長良光は高校生の頃から比嘉祐直氏の道場に通い、その厳しい稽古を通じて沖縄の伝統的な『手(ティー)』の技術を深く習得しました。
翁長良光は『沖縄小林流翁長道場』として活動していましたが、1988年に自身が創設した『神人武館』においては、一般的な空手の流派や型にとらわれず、空手の源流である沖縄の伝統武術『ティー(手)』を探求・教授することを主軸としています。 そのため、小林流の技術や経歴をベースに持ちつつも、現在は流派の枠を超えた古流の『手(ティー)』を追求しています。


一般的な空手団体やスポーツ空手とは異なる、以下のような極めてユニークな特徴を持っています。


神人武館の主な特徴と稽古風景
・暗闇での稽古
電灯を消し、真っ暗闇の中で稽古を行います。これは視覚に頼らず、「相手を殺すためでも屈服させるためでもなく、自分が殺されないための術」として修練する、本来の「手(ティー)」の精神を反映したものです。

・声を出さない(無言の稽古)
一般的な空手の稽古で見られるような「かけ声」や「気合い」は一切出しません。各自が静寂の中で黙々と技を磨きます。

・空手着にこだわらない
かつて「手(ティー)」が磨かれていた時代には空手着が存在しなかったという歴史的背景に由来し、服装の形式にこだわりません。

・巻き藁(まきわら)から入る指導
現代の空手のように「まず型を覚える」ことから始めるのではなく、巻き藁の稽古から入るという独自のカリキュラムを持っています。

神人武館は、単なるスポーツや競技としての空手ではなく、沖縄古来の護身の思想と心身の鍛錬を現代に伝える、非常に厳格で本質的な「手(ティー)」の継承の場となっています。



リズム空手

沖縄剛柔流空手道尚禮舘
伊覇 

リズム空手は、1932年に沖縄市で琉球古典音楽家・尚禮舘顧問の山内盛彬先生が、青少年への空手普及のために発表したものです。
すでに90年ほどの伝統文化『リズム空手』今回47年ぶりに公開されました。
その振付は、尚禮舘の渡口政吉館長が行った歴史ある演武です。 

 ※『ガマク』

 丹田を中心とした腰回りや股関節全体を指し、下半身のエネルギーを強力な突きや蹴りに変換する沖縄空手独特の身体操作です。


2026年3月14日に演武

沖縄タイムス 2026年3月28日