社会に出ている以上お酒🍻🥃🍺🍶🍷の付き合いは必ずあるでしょうし、お酒を好きな方は多いと思います。
でも筋肉との相性が良くない事をご存知でしょう。お付き合いがある以上仕方ないんですが、筋トレ愛好家、トレーニーにとって、最も飲んではいけないタイミングがあります。それは、トレーニング後です。
以前から、トレーニング後のアルコール摂取が筋肉の回復を遅延させるという知見が、多くの研究者によって報告されていました。
アルコール摂取が筋肥大の効果を妨げるという直接的な根拠が示されたのが、2014年オーストラリアの大学での研究結果報告でした。
週に3回程度のトレーニングを行っている20代の被験者を対象に以下のグループに分けて実験が行われました。
1️⃣トレーニング直後、プロテインのみを摂取するグループ。
2️⃣トレーニング直後らアルコールとプロテインを摂取するグループ。
3️⃣トレーニング直後、アルコールと炭水化物を摂取するグループ
トレーニング後2時間と8時間の筋タンパク質の合成率を計測した結果が以下です。
筋肉量は、筋タンパク質の合成と分解のバランスによって決まり、筋肉量を保持するには筋タンパク質の合成と分解のバランスが必要で、トレーニングにより筋肥大が起こるのは、筋タンパク質の合成量が分解量を上回るためです。
上記実験では、アルコールが筋タンパク質の合成に著しくマイナスに作用する事が示されました。更に平常時以上に筋肉組織が損傷し筋タンパク質が分解する筋トレ後にアルコール摂取するのは、分解した筋タンパク質を合成により取り戻せない為、最悪なタイミングなのです。
筋トレ等のエクササイズ、スポーツ➡️アルコール摂取は1番やってはいけない順番です。