2024年2月22日午後7時 サントリ-ホ-ル 赤坂

東京フィルハーモニー交響楽団第996回サントリ-定期シリ-ズ

指揮/チョン・ミョンフン 名誉音楽監督

コンサートマスター:三浦 章宏

・ベ-ト-ベン 交響曲第6番「田園」

・ストラヴィンスキ-「春の祭典」

 

前半

・ベ-ト-ベン 交響曲第6番「田園」

ファゴットやコントラバスもはっきり聴こえ重厚な響きで各奏者はメロディ-をはっきり歌わせ欧州オケ来日演奏にヒケをとらない名演奏。

後半

・ストラヴィンスキ-「春の祭典」

規模が大きい曲で第1ヴァイオリンは14名、ホルン8名のめいっぱいのフルパワ-の演奏で迫力があった。

フルパワ-の演奏で音が濁らず汚い音が出ないのは素晴らしい。

しかし2020年1月来日したエサ=ペッカ・サロネン/英フィルハーモニア管の「春の祭典」の迫力には及ばなかった。

チョン・ミョンフンは1953年ソウル生まれ71歳。ピアニストでもあり1974年チャイコフスキ-コンク-ル第2位。

指揮者としての実績は1989年パリ・オペラ座初代音楽監督。

現在はシュターツカペレ・ドレスデン首席客演指揮者、ミラノスカラ座管の名誉指揮者でアジアでは小澤征爾、メータに匹敵する活躍。

「田園」も「春の祭典」もチョン・ミョンフンが指揮すると東京フィルはフルパワ-の演奏をする。

テンポは速くなくゆったりした指揮なので演奏がしやすいのだろう。「春の祭典」の冒頭はファゴット奏者に開始を委ね演奏者の自発性も大切にしていた。

今回は録音しているようでアンコ-ルでは「春の祭典」の第1部の最後の曲「大地の踊り」を再度演奏した。

 

座席は2階RA5列10番 B席。各楽器の音ははっきり聴こえ音量も大きく迫力を感じる安くて良い席。

 

観客席は9割くらいの入り。

 

 

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