あんくる日記。 -8ページ目

あんくる日記。

暇な爺の、無責任ブログ。
いいたい放題、ジャンルはなんでもあり^^


昨日、たまたまBS放送「放送大学」の昔の講義を見た。

遠藤周作さんが1987年頃に話した講義でした。

人には3っつの側面がある。
1)外面
2)内面
3)意識下面(無意識面)

1)外面は会社や学校など社会との付き合いだけでなく、
家族や友人などとのコミュニケーションも含めます。

親や子供、親しい友人だからこそ言えない事もあります。

人は他の人とのコミュニケーションをとる時、外面を持ちます。

2)の内面は、自分だけの、人には言えない癖や秘密です。

でも自分が知っていて、直す努力やコントロールができます。

例えば、内気で口下手な人。
見方を変えれば、とても良い聞き上手になれます。

おしゃべりな人や自己顕示欲の強い人にはない、
相手のことを良く聞き共感できる、セラピストにもなれる。

内気で口下手というマイナス面の反対側には、そんなプラス面がある。
自分のマイナス面で悩んでる人は、必ずプラス面があることを知ること。

突き詰めて考えると、マイナス面にはプラス面が、
プラス面には必ずマイナス面があるということ。

3)の意識下は、自分が知らない自分です。

無意識では抑圧された自我が多いようです。
自我を持ち始めてから、自分で知らない間に封印してる様々なもの。

この一見マイナスの吹き溜まりの中にもプラス面がある。
オドロオドロしい意識だけじゃないのです。

内面でさえ自分で気づいていないことは多々あります。

誰しも自身の嫌な部分からは目を背けます。
内面を深く知ることは、自分の考えだけじゃ中々できない。

だからこそ仏教など宗教やアートや伝統があるのでしょう。

書いてる私自身も、もがいています^^

ただ、どんな面にもマイナス面プラス面があるということを信じれば、
少しは道が開けるかもしれません。

こころって、これだと言うはっきりした形はないのです。
揺れ動く移ろいやすい実体のないもの。

前の記事でも色々と書いていますが、
ほんのちょっとした考え方、見方の違いで大きく変わります。

その為にも身体の健康は重要です。
健康な体に健全なこころ・・・
根性とか意地、意思の力だけでは、どうにもなりません。

考えるだけじゃなく、行動する(動く)ことと、習慣化する事

その習慣化したことを、たまに少し変えて見ること。

あなたの手助けをしてくれそうな人、情報は、いっぱいあります。
助けを求めることも必要でしょう。

意識が変われば、楽しく感じることも増えることでしょう。
 前のブログで、ある方のお手伝いをしてると書きました。

「もう結構です」って言われちゃいました。

丁寧なメールをいただいたのですが、それで諦めたわけじゃありませんよ^^。

振り返ると「私の稚拙さ」が原因だったようです;;
お店の売上げUPとメンタルな部分をごちゃまぜにしてしまった。

メンタルな部分を改善しないと、話は進みません。
相手に「自分を非難してる」と受け取られたようです。

今更ながら、気持ちを伝えることの難しさを痛感しました。


さて、NLPって心理学の一種ですが、コミュニケーションに役立ちます。
相手の「信頼」を少しでも得るためです。

1)ミラーリング 2)ページング 3)バックトラッキング

基本的な3っつのスキルを実践しましょう。

「有効な関係が築けているビジネスパートナー」
「信頼関係が出来上がっている上司と部下」
「うまくいってる男女」

を観察すると、ある事に気づくはずです。

それは、身振り、仕草や姿勢(立ち振る舞い)が似てることです。

NLPは元々、セラピストを分析して作られたものです。

中には人間不信や心の内側を話すということで、
過度に緊張する方がいらっしゃいます。

そんなとき天才的セラピストたちが共通して使ってたテクニックが、
「ミラーリング」です。

相手の姿勢や身振り、話す内容まで真似ることで相手との信頼関係を築き上げようとした。

ただ猿真似にならないように気をつけましょう
完璧に猿真似されていい思いをするどころか、
逆に違和感を感じ逆効果になりかねません。

ページングで信頼を得る

日常人と会話するとき、自分のスピード、または相手のスピードを意識したことありますか。

ほとんどの方が「話すスピードを意識したことがない」

しかし人の会話を観察すると、
早口な人、ゆっくりと話す人、中間の人、3タイプに分かれる

早口な人がゆっくり話す傾向のある人にメッセージを伝えようとする。
この場合ゆっくりと話す傾向のある人は情報の処理が追いつかないで、
相手の話が理解しがたく感じる場合がある。

逆の場合も同じです。

「話すスピード」は無意識的に大きな影響を与えます。

例えば、「あの人苦手」「あの人とは合わない」と感じられてしまう。

これが「ペーシング」
ただスピードだけでなく、「声の大きさ」も重要です。

その他、「声の調子」「呼吸」「感情」なども相手のペースに合わせることで、
信頼関係が作られる。

「自分の思考パターンを知り、自分自身を変化させていくことで、
上司や部下との関係、そして営業の結果はもちろん、
家族関係や恋愛まで、大きく改善されていくことでしょう」


バックトラッキングで信頼を得る

「オウム返し」ともよばれるもので、
相手が話した内容を繰り返し、フィードバックする手法


≪ケース①≫
友人 『ようやくオレも課長になったんだ~』
あなた 『へぇ~そうなんだ。スゴイね』

というのと・・

≪ケース②≫
友人 『ようやくオレも課長になったんだ~』
あなた 『へぇ~課長になったんだ~。スゴイね』

①②ではどちらが聞き手にインパクトを与えるか?

②がバックトラッキングになる。

相手が言ったキーワードを入れてオウム返しをすると、
聞き手は自分の話を良く聴いてもらってるという実感を得ます。

すると会話がドンドン弾むようになります。
ポイントは

・相手の話した「事実」を繰り返す
・相手の話した「感情」を繰り返す
・ときおり、話の内容を要約して返す


この3つを意識すること。

1)ミラーリング 2)ページング 3)バックトラッキング

特に、3)のバックトラッキングは、クレームや自身が非難された時、有効です。

人は非難されると反発します。自然な感情です。
そこを、一時かみしめて、相手の言葉をそのまま疑問系で返す。

これをすることで、感情的な議論になることを和らげるでしょう。

どこかの国のTOPに勉強してほしいですね^^

NLPーJAPANラーニングセンターで初心者のための体験セミナーやってます。
興味もたれた方は是非参加してみては?費用は¥2000です。
認知行動療法

ここは大野裕(おおの ゆたか)先生が監修されてるサイトです。

精神科医・(独)国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター長
(一社)認知行動療法研修開発センター理事長

一口に「こころのスキルアップ」と言っても様々な手法がある。
このサイトは比較的軽い症状の方が自身で学べる場所です。

毎日の生活の中で不安になることは、誰にだってあります。
入学、就職、転職・・新しい環境になる時、誰だって不安です。
高い場所や初めての場所は、そこが果たして安全か気になります。

不安を感じると、体も心も緊張する。

でも不安を感じないということは、とても危険なことなのです。
とんでもない失敗をする可能性があるのです。

私たちは不安を感じるからこそ、下準備もできるのです。
緊張するからこそ集中できるのです。

不安はじぶんを守るために必要な、こころのアラームです。

ただ、その不安が行き過ぎると、毎日の生活に支障をきたす。
そのアラームが鳴りっぱなしの状態が「不安障害」なのです。

「急に体調が悪くなるといけないから、電車に乗れない」
「人から何言われるか分からないから、職場や学校に行けない」
「家を留守にするのが不安で、外出できない」
「事故が心配で、車や飛行機に乗れない」

このような行き過ぎた不安を感じるようになった状態を
「不安障害」と呼ぶのです。

認知行動療法では、不安は「危険」という認知と関係してると考えます。

それも、頭の中で作られた「危険」なのです。
その意味で、感じている「不安」や「恐怖」は、
現実に存在するのではなく、「頭の中で存在している」のです。

「不安障害」に特徴的な認知を挙げてみます。

1)パニック障害         ・・・・「大変だ!」
2)高所、閉所恐怖症など特定の恐怖症 ・・・「危ない」
3)社会不安障害           ・・・「恥をかく」
4)強迫性障害          ・・・「なにか足りない」
5)PTSD(外傷後ストレス障害)・・・「きっとまた起こる」
6)全般性不安障害        ・・・「もしかすると・・」

下記はPDFで分かりやすく説明しています。
       ↓↓
こころのスキルアップ・トレーニング
http://www.cbtjp.net/downloads/training/pdf/