こんばんは。
山元です。
久々に経済について、書きたいと思います。
10月31日、日銀の黒田総裁は、「今がデフレ脱却の正念場、クリティカルモーメントである」と発言し、日銀は追加金融緩和に踏み切りました。
私は、昨年大晦のこのブログに、「日銀の追加緩和を皮切りに、為替が120円を目指し、日経平均も年後半には切り返すことが期待できる」と書きました。
http://ameblo.jp/mk6136/entry-11740509781.html
奇しくも現時点では、その予測は、ほぼ当たっているように思います。
また、今回の唐突な追加緩和は、完全に仕掛けられたとみています。
仕掛け云々はさておき、現時点では為替も1$120円を目指す動きのようにみえますが、ここにきて、そう、すんなりとは行かないような気がしています。
9月に行われたある勉強会で、私は「10月に日経平均は大暴落するが、そこは絶好の拾い場になる」と発言しましたが、結果、そのとおりになりました。
確かにその時点までは、年末に向けて日経平均は切り返し上昇していくシナリオに、疑いの余地はありませんでした。
しかし本日行われる、アメリカの中間選挙の結果、共和党が過半数をとると状況が変わってくるような気がしてなりません。
ただこればかりは、神のみぞ知る、ですね。
いずれにしても、目先、1$160円前後までは、円安が進むでしょう。
何はともあれ、今回の追加緩和で、消費税10%はほぼ決まったような気がしています。
日銀としては、是が非でも10%にしたいと考えています。
今回の追加緩和は、政府への催促のメッセージの意味もあることでしょう。
ただ、安倍総理の経済分野におけるブレーンのほとんどは、10%への増税に強く反対しています。
2年連続で消費税増税など、常識的にはあり得ない選択です。
本当にデフレ脱却などできるのでしょうか。
もしかしたら、増税のスタートが来年10月ではなく、そこから半年ほど延ばすプランも考えられます。
一般論でいえば、金融緩和がはじまって、約2年後からは、実体経済も浮上してくるといわれています。
しかし今回は、消費税増税が重石になっていて、景気浮上を上から抑えています。
要するに、労働者の給与の底上げ以上に、物価の上昇プラス増税によって、国民の家計をより苦しいものにしているのです。
仮に10%増税が決定すれば、増税実施までは、駆け込み需要で前回同様、消費は伸びるかもしれませんが、増税後は反動で悲惨な状況になるのではないかと、今から心配でなりません。