こんばんは。
山元です。
4日のアメリカ中間選挙は、共和党が過半数を獲得しましたが、今のところアメリカ経済に大きな影響はありません。
しかし、このねじれ現象は今後、必ずやアメリカの財政にボディブローのように効いてくることでしょう。
まずは、米債務上限の引き上げの期限が、来年3月までとなります。
その時期には、ニューヨークダウのみならず、世界経済に大きな波紋を及ぼすことでしょう。
最近、オバマ大統領をテレビで見ていると、急に老けてきたな、と感じてしまいました。
オバマケアが失敗し、一連のQEで格差が拡大すると、多くの米国民は、家計が苦しくなりオバマ支持は右肩下がりです。
このままだと、2年後の米大統領選前のレームダック化は避けられないでしょう。
ただアメリカが、お金を刷り続けて景気拡大戦略をとっている限りは、共和党から大統領が出ても、実体経済がよくなることはあり得ません。
お金を刷り続けた副作用として、貧富の格差が拡大していきます。
アメリカは、行き着くところまで行ってしまいました。
誰が大統領になっても、再び支持率ガタ落ちになり、毎回同じことの繰り返しです。
先月FRBは、QEテーパリング終了させ、今後は利上げのタイミングをみはかることになります。
ある意味利上げは、アメリカ経済の大きな分岐点になると思います。
アメリカの利上げにより、日米の金利差が拡大し、円安が加速するともいわれていますが、そう単純ではないでしょう。
今回の追加緩和発表で、大きく円安が進み、株価も上昇しました。
総理官邸は、日経平均を上げることが、重要課題と捉えていますので、黒田日銀総裁が言うところの「なんでもやる」ということになるのでしょう。
株価が、政権支持率のバロメーターになっているので、下がることは許されないのです。
しかし、過去の歴史をみても、「なんでもやった」ことの反動は、必ず倍返しでかえってきます。
今後の相場ですが、来月、消費税増税が決まれば一時的に、株価もネガティブな反応を示すかもしれません。
ただ、先ほど話した来年3月の米債務上限問題以外は、円安と株高を阻む要素は見当たりません。
来年5月までは、堅調に推移という予想が、ここにきて大勢を占めていますが、果たしてどうなることやら。
私はそう遠くない未来に、円高への逆流は起きるのではないかと感じています。
逆流が始まることがあるとしたら、きっかけは原発が関わってくるでしょう。
7日、鹿児島の伊藤県知事が、川内原発再稼働に合意しました。
川内原発のそばには、活火山、桜島があります。
果たして安全と言いきれるのでしょうか。
以前、このブログで書きましたが、今後は川内を皮切りに、なし崩し的に全国の原発が再稼働されていくことでしょう。
嫌な予感がしています。
後になって、原発再稼働させたことを悔やむ時が、必ずや訪れることとなるでしょう。
子ども、孫の世代に負の遺産を残すことになります。
私たちはいい加減、気付かなければなりません。
先月31日の異次元緩和「黒田バズーカ第二弾」とGPIF改革で、円安が進み、株価も上昇しました。
それまで、政治とカネ問題で、安倍政権が窮地に立たされていたのが、見事なまでに一気に流れが変わりました。
私たちは目出度いことに、日経平均が上がると、なんとなく気分が浮かれ気味になる傾向にあるようです。
なんとなく経済が良くなってきているような錯覚を覚えます。
しかし、現実は物価が上がり、消費税も増税され、今後、益々家計は確実に苦しくなっていきます。
どう先を読んでも、実体経済が良くなる要素が見当たらないのです。
TPP,集団的自衛権の行使、秘密保護法案、2度にわたる消費税増税、原発再稼働、、、、
これから5年後、10年後、私たちは必ずや後悔することになるでしょう。
豪雪、豪雨、台風、火山噴火、小規模地震、、、
そして、原子力エネルギーを所管する経済産業大臣2人のスキャンダル報道、、、
何かおかしいと気付きませんか?
天は私たちに、懸命にメッセージを送ってくれています。
あなたは、自分たちの世代だけ良ければ、それでかまいませんか?
原発再稼働は、間近に迫っています。
PS
次回は、自らの心の未熟さに気付かないと、最後は孤立してしまうという話を書きたいと思います。