高次による真の安らぎ

 

真の安らぎとは何でしょうか。幸せと言うのはより向上してゆこうとする自分であったと思うんですが今度はある意味では逆の事なんです。

安らぎと言うのはその日そのままが神の子である事を悟ると言う事です。

人間っていうのは不完全な存在です。永遠に進化発展していかねばなりません。

その意味において努力が要ります。ただ努力努力に縛られる必要はないです。

人間はもともと神が創られたものです。

神が未熟な人間も考えられて創られたんですから失敗する事もあります。

ただ失敗するからと言って嘆き悲しむ必要はないんです。

その本質において神と同じなんです。神と相通じている自分自身を知ると言う事です。

ここに真の安らぎと言うのがあるんです。

 

だから反省も大事だけど反省だけじゃいけない面もあります。

それはもう一つは自分の良い面を信ずると言う事です。

ですから人間と言うのは日々反省や謙虚さも大事だけれども別の面からいくと絶対なる自信を持たなければいけません。

なぜなら自分の本質は神と一緒だからです。

神と一緒の人間として絶対なる自信 勇気 こういうものを持つ必要があります。

真の安らぎと言うのは自分の真の我 自我が偽我じゃない真なる我 真我が神と同じもの共通したものであると、これを知る事、これが真の安らぎなんです。

自分と言うものを不完全なものだと思っている時はどうしても心が安らぎません。

 

ですから真の幸せにめがけて精一杯努力しその途中で休憩する。

そして自分自身を見つめてみる。

その中に神を目指して歩んでいる自分自身が実は神の子そのものだという事に気づく事がありますでしょう。

その時に真の安らぎと言うものを得られるんです。

言葉を換えて言うならば永遠の神に向かって向上の旅を続けているからこそ途中で休憩して本当の安らぎを得る事ができるんです。

最初から休んでいるなら真の安らぎはないんです。

努力しているからこそ安らぎを感ずる面もあるという事です。