う~ん。
ない。・・・かなあ。
こんにちは。
絵本の力を綴ります。
ひだまり絵本館の花梨です
たっくん文庫 番外編
( 「たっくん文庫」って なあに と思われた方は、
たっくんのママさんから
こんなメッセージが届きました。
『 最近、歯磨きを嫌がるようになって、
仕上げ磨きをさせてもらえないんですが、
歯磨きが好きになる絵本、ご存じないですか?
教えていただけるとありがたいです。』
・・・・。
「絵本で子育て」センターの
絵本講師なら、
おおかたは、
「ありません。」・・・と答える
でしょうか
(一概には言えないかな?)
絵本は、あそび。
絵本は、ただ楽しむもの。
絵本は、おもちゃ。
絵本は、母子のかけがえのない時間を共有する道具。
福音館書店の松居直(まつい ただし)さん
(あの「ぐりとぐら」を、この世に送り出して下さった方です
NPO法人「絵本で子育て」センターの講師もされていました)
も、
おっしゃっています。
ほんとうに楽しい絵本
これが大切です。
ためになりそうな絵本は
だんぜん横の方へ押しやっておいてください
と。
(「絵本とは何か」 松居 直 著・
日本エディタースクール出版部 より)
でもね。
たっくんのママさんですよ
ほら、日頃から絵本なんて
全然 読まなくって、
育児に困ったときだけ「絵本」を使おうかなんて、
そんなでは無理でしょうけどね、
そうではなく、
いつも絵本と慣れ親しんでいる
たっくんとたっくんのママさんなんです。
ですからね、
えーっとですねえ・・・。
と、この絵本を選んでみました。
(選んだんじゃん)
ちいちゃんのはいしゃさん (ちいちゃんえほん)
Amazon |
かこさとしさんの
虫歯の絵本なんかもありますが、
はははのはなし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
Amazon |
たっくん、まだ 1歳6ヶ月。
まだちょっとね~。
いえね、
この
「ちいちゃんのはいしゃさん」という絵本を読んだからって、
歯磨きを好きになるとも
思えなかったんですけどね
でも ママさんの気持ちには、
なにか、こう、応えたいではありませんか・・・。
でね、
結局、そうそう
うまくはいかなかったとは思うんですよ。
でも、なにか、そのうち
きっと伝わるものはあるかな
なんて。
そして
そんなしたごころ意図とは別に、
な~んとたっくん、
この絵本をなぜだか気に入ってくれたようで
「読んで~」と、いわんばかりに
この絵本をよく持ってくるんだそう
そして、
あーまい、あーまい
きゃんでーを、
(ぺろぺろキャンディのような飴です)
両手にもって、
それ!
ちんちん どんどん
ちん どんどん
って踊るシーンを、いつもまねするんだとか
そう
ここがね、ツボだったようです。
絵本のシーンをマネするのは、
たっくんのお得意なんですよ
「しろくまちゃんのほっとけーき」
(たっくん文庫 №7)
では、
たまご ぽとん
あっ われちゃった
のところで、
たっくんも「あっ」 と 必ず斜め下を見る・・・
とかね。
「あっ」 を、やらないことには
先に進めないんだとか。
たっくんのそんなこだわりが面白いです
そうそう、
あとそれから、
「ちいちゃんのはいしゃさん」の
主人公のちいちゃんが、
本当に歯が痛くなってしまって、
あ ううう~~~
いたーい はが いたい
っていうシーンで、
たっくんのママさんが、本当~に、
痛~いって、ふりをして読んだら、
たっくんは、泣きそうになったんだとか。
たっくん・・・
なんていうか、
本当に感受性の豊かなお子さんだなあって
思うんですよ
さてさて、
たっくん文庫 №9
としましては、
こちら
「がたんごとん がたんごとん」という絵本もありますが、
それに
「ざぶんざぶん」 も
ついています。
7月だったのでね、
季節的にもこちらを選んでみました。
これは、昨年、
京都駅美術館「えき」KYOTOで開催されていた
安西水丸さんの
安西水丸展にて購入しました。
たくんんも
『・・・繰り返しのリズムが楽しいようで、
さっそく、何回も、何回も読まされています。』
と、ママさんから
嬉しい悲鳴のメールが送られてきましたよ
リズム
繰り返し
小さなお子さんはほんとに
大好きですね
今日も最後まで読んでくださって、
ありがとうございました
読み聞かせ ブログランキングへ
ひだまりの絵本館 花梨の『絵本講座』・『絵本セラピー®』・『お話会』の
絵本講師
絵本セラピスト®
「プレゼントに絵本」推進委員会
会員
ひだまり絵本館 花梨(かりん)
もっと絵本の世界が広がりますように・・・