「魔女になりたい!」
これは、ほんのまだ幼い頃からの、
娘の長年の夢でした。
魔女になる計画の絵・・・
こんにちは。
愛知の絵本講師 花梨です。
2日の土曜日、ママのためのニューススタンドという朝日新聞の記事に
『子どものいいところを伸ばしたいと思う親は多いはず・・・』という書き出しで、
「さかなクン」のことが掲載されていました。
さかなクンの「好き」にとことんつきあった
さかなクンのお母さまは、
さかなクンがタコに興味をもてば、1ヶ月近くもタコの料理を
味付けを変えては作ってくれたそう。
学校の先生に
「絵は素晴らしいけれど、勉強もしてください。」といわれれば、
「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです。」と
おっしゃったんだそう・・・。
これはなかなかできないです。
でも、そうしたお母さまのおかげで、
今の「さかなクン」があります
私は、
娘のいいところを伸ばしてこられたのか・・・。
正直、まだわかりません。
でも、「好き」なことを、応援はしてこれたかなと思っています。
うちの娘は、ほんとにまだ幼い頃から、
ずっと「魔女になりたい!」と言っていました。
そしてそれは、かなり長い間、言い続けていました。
幼いころは、それも微笑ましくて・・・
「そう~」 なんて余裕で相槌をうっていましたが、
さすがに3年生、4年生になっても
あまりに真剣なので、
当時の担任の先生に相談したこともありました。
「うちの子、絶対に魔女になる!って、言ってるんですけど・・・。」 と。
すると先生は笑って、
「私は好きですけどねー。」とおっしゃって、
「・・・それに、クラスで浮いているわけでもないし、
人(お友達)の前では、話さない方がいいということも、
区別できているようですし。
大丈夫ですよ。心配されなくても・・・。」 と
言ってくださいました。
愛読書は
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そしてこれまた、絶妙なタイミングでの「ハリー・ポッター」のブーム。
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ハリー・ポッターの世界に憧れて憧れて
いつしか夢が
「ホグワーツの魔法魔術学校へ行く!!」に
微妙に変わっていました。
ある日、当時習っていた
エアロビクスの先生から 声をかけられました。
「お母さん・・・〇ーちゃんなんですけど・・・。
なんか、ホグワーツ??へ留学をすることにしたから、
今から英語を勉強しないといけないので・・・
エアロビはやめます!って、言いに来たんですけど・・・。」
って。
「ええ~!!??
そうなんですか~!?すみません、
ちょっと、話を聞いてみます。」 と私。
「別に、エアロビをやめなくっても・・・って言ったんですけどねえ。」
と先生。
娘は、
ホグワーツの魔法魔術学校は、イギリスにあると思っており、
ハリーや、ハーマイオニーとお友達になるには、
いえ、それ以前に、魔法魔術学校へ入学するには
「英語」が話せないと、
入学できないと思っていたようでした。
娘の意志はかたく、
エアロビクスはやめました。
(やりたいと言ったのも娘だったのに!)
そして、
昔、少しだけ習ったことのある英語を
また習わせてくれと頼まれました。
基本的に、本人が「やりたい」と言うことは
やらせたいと思っていたので、
まだ小学生でしたが、
自宅のいちばん近所にあった英語が学べる教室に通いだしました。
一方で、
きちんと(?)
竹ぼうきに、またがって、
空を飛ぶ練習も何度もしていたし、
何に必要かわかりませんでしたが、
ダンゴムシの死骸を集めたり・・・。
とても熱心にしていました。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:
ある日、綺麗な容器をみつけた娘に
「これ、もらってもい~い?」と聞かれたので、
「いいよ。 何を入れるの?シール?・・・ビーズ?」と聞いたらば、
「ん~。 ダンゴムシの死体とか・・・。」と返答された時は、
確かにショッキングでしたが
*☆*:;;;:*☆*:;;;:
そうそう、トカゲも飼っていました。
トカゲです
焼いて、粉にして薬を作・・・なんてことはせず、
「カトちゃん」と名前をつけて可愛がっていましたけどね。
ほっ。
(ほっ。・・・かどうか、わかりませんが)
そろそろファッションや、
おしゃれな物に興味を持ちだしたお友達らの
ママ友さんたちからの、ちょいちょい、冷ややかな目を感じつつも・・・
でも、おおかたは、あたたかい目に見守られていたので、(たぶん)
私も とくに「やめなさい。」 とは言いませんでした。
そして、娘はホグワーツ魔法魔術学校へ行きたい一心で、
英語の勉強も、とても熱心でした。
そこから、自然と「海外」や「外国語」に興味をもつようになったようでした。
決して決して、
バランスよくなんでもできる子ではありませんが
「好き」なことを続けるのは たいしたもんだと思いました。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
さて残念ながら、ホグワーツには入学できませんでした。
11歳の誕生日には、ちゃんとホグワーツ(らしきところ)から、
お手紙が届き、
今回は入学できなかったことを告げられました。
(英語教諭の私の友人が、手紙を作ってくれたんですよ)
けれどその後、
イギリス英語圏への、留学の資格試験にも合格してきて、
若干15歳で、
単身
NZのハイスクールへ10ヶ月間、通いました
そして、今。
今はいったい何を追及しているのか、
もうよくわかりませんが、
語学にかかわることに関して、とても環境の恵まれた大学で
ほんとうに楽しそうにしています。
昔の(私の)大学生(時代)と違って、
(大学生なのに!)なにやらものすごく勉強もしているようです。
何を追及しているのかは、もう怖くて聞けないけれど・・・。
「好き」なことを、私は応援してこられたのかな。
少なくとも頭ごなしに、
否定はしてこなくて 良かったと思います。
いつでも「今」が とても楽しそうだから
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
さて、ここで並べてしまうのは、
大変申し訳ありませんが・・・
日にちがないのでごめんなさい。
この方も、
子どもの頃から
大好きだったそうです。
『小さい頃より ずっと絵を描くことが好きだった』・・・と
書かれていました。
イラストレーター
安西水丸さんの展覧会
・・・ざぶん ざぶん っていうのもあるんですね
1歳7ヶ月の男の子のお土産に購入しました
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)/福音館書店
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安西水丸さんの、
小学生時代や中学生時代の作品もありましたよ。
大賞?金賞?だったかな、を取られた
水泳大会のポスター・・・なんかも展示されていました。
イラストレーター 安西水丸展は、京都駅
美術館「えき」KYOTO にて、
10日まで開催されています。
(いつもギリギリでごめんなさい!)
今日はまたまた とっても長くなってしまいましたが、
最後までお読みいただいて、ありがとうございました
↓↓パンツと、くつ下と、シャツの枚数が違うのは、
なんでなんだろう・・・
もっと絵本の世界が広がりますように・・・
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