68.ミカドの淑女(おんな) 林真理子


武家の娘でありながら明治の宮中に出仕。
最も低い位から上り詰め皇后からの寵愛を受ける下田歌子の物語。

上流社会の女子教育に力を注いでいたのだが、平民新聞で妖婦下田歌子!の連載が始まってしまう。

伊藤博文や山縣有朋、日本のラスプーチンと呼ばれた飯野吉三郎との交流。
内裏の女官や侯爵夫人、医学博士などなどが平民新聞のことで心かき乱されていく。

下田歌子、どうなってしまうのかと読んでいくと、最後の乃木希典の決断に驚く。

薩長により始まった明治時代がよくわかった。